酒を飲んでいて友人に不意に「自分にとって祈りとはどういう意味があるのか?」と問われた。
いろんな意味があるだろうけど、酒の席で答えられるような粋な答えは浮かばなかった。
二日ほどしてふと思いついたこと。
酒の席向きの答えではないが、ある答えが降りてきた。
「生きていなさい」
母の言葉だった。
なぜか母はことあるごとに「生きていなさい」とか「死んだらダメよ」とかよく言った。
僕は死ぬ気はないし、生きているのが当たり前と思っていたので、なんでそんなことを言われるのか理解できなかった。
酒席の問いで、あれは母の祈りだったんだなと理解できた。
No.05318 24.11.22 芝生になる
ヨーロッパに行った知人のサッカー選手からメールが来た。
「こんなメールをもらったんだけど、なんて返事をすればいいと思う?」
そのあとに引用マークのついた文が続いていた。
「お久しぶりです。ご活躍の様子、配信で見てます。
ヨーロッパでプレイする者同士、意見を聞かせてください。
〇〇さんに<雑草のように踏みつれられても生えてくる強さを持て>と言われました。
確かにその通りだと思いますが、先日ピッチの整備を手伝うことになり、
雑草を抜いているとき、その言葉を思い出し、
これが俺かと思いました‥」
なんでそんな質問に僕が答えるんだろう?
と思ったところで 目が覚めました。
「変な夢」と思いながら水を飲み、ダイニングの椅子に座ると、返信の文面が浮かびました。
「確かにかつては日本人選手は雑草の様に強い心を持たなければヨーロッパではプレイできなかった。
だけど、今は活躍する選手が増え、もう日本人プレイヤーは雑草ではないと思う。
もう芝生の一部だ。
大谷がワールドベースボールで<憧れるのをやめよう>と言ったように、
君には芝生からの視点が大切なのかも」
僕はフットサルをしただけで全身筋肉痛になります。
そんな僕が「偉そうなこと言うな」とどこかで思いました。
そして、「なんでこんな夢を見たんだろう?」と思いました。
No.05315 24.11.17 天命に従って書く
自分の書くべきことはもうすでに決まっているように感じる。
それに従って書くときとても爽快だ。
不思議なことも連鎖して起こる。
No.05311 24.11.07 欠乏という恵み
十数年前、友人が亡くなりました。
その翌々日、「本当に全てのものが流れ去っていくな」と思っていたとき、不意に「欠乏こそが恵みである」という言葉が出て来ました。
その瞬間は「なんだそれ」としか思いませんでしたが、時間が経つと確かにそうだなと思うようになりました。
そのときのことを文章にしてどこかに残したはずだと思い、探しました。
Healing Writing のサイトにありました。
http://www.healingwriting.com/blog/?p=224
うっすらと覚えていたことですが、はっきりと文章で読むとなるほどと思います。
生きているって不思議だな。
No.05307 24.10.29 世の中の膿が出る
世の中の膿がごっそりと出てきたようだ。
イスラエルを中心とした中東の歪み。
政策集団になるはずだったNATOの軍備継続の謎。
パンデミックとワクチンの関係。
新自由主義の無謀さ。
資本主義の次はいったい何か?
No.05290 24.10.02 覚醒
いろんな人が目覚めつつある。
資本主義が最善の社会ではないことに。
競争を煽って、土地にしがみつく。
取り合いをして勝てばいい。
そんな社会が本当に最善のものだろうか?
次の社会を夢見ると「アカだ」と言われて潰された。
いろんな可能性を抱擁しないかぎり次は生まれない。
No.05288 24.09.26 繰り返しは何かを生む
繰り返すことで思いがけない何かが生まれることがある。
いつも同じ道を歩いていると知り合いができたり、いつも同じものを食べていると栄養が偏って病気になったり、いつもバカなことをやっているとあだ名がついたり、いつも音楽ばかり聴いていると作曲するようになったり、いつも同じ人と話しているとその人たちとしか通じない言葉ができたり、いつも同じことをしていると、ちょっと工夫してそれが遊びになったり、色々とそれまでには考えもしなかったことが生まれてくる。
それって、生命の成り立ちとも関係があるのではないかと空想していると、宇宙全体がそうなのかもと思うようになる。
繰り返し同じことを考えると哲学になる。
ホロンも繰り返しの産物だ。
https://www.youtube.com/watch?v=2QkwO8zWXxo
No.05285 24.09.22 100歳
昨日、父の誕生日でした。
生きていたら100歳。
父は「敗者の文学」を追求していました。
僕が幼い頃は、「勝者の文学」を追求したほうが儲かって良いと思っていましたが、最近になって、やっとその深い意味が分かってきた気がします。
父さん、100歳の誕生日おめでとう。
No.05274 24.08.30 今、過去を感じること
過去とは何かを感じると、常に「今、思い出していること」である。
過去を思い出すと過去に行くわけではない。
今、過去を思い出すとはいったいどういうことか?
過去に体験したことを「今、思い出すこと」。
ということは、過去を思い出しながら、「今の体験」である。
過去というものを「今、作り直している」ことにほかならない。
ここに何か割り切れなさを感じる。
この割り切れなさは、感じる「今」によって、違うような気がする。
それを感じるのに一定の答えはない気がする。
No.05261 24.08.11 淀んだ空気を祓う
日本には「祓う」という概念がある。
英語にすると「exorcise」というらしいが、ニュアンスがちょっと違うように感じる。
「exorcise」は「悪魔を祓う」という意味で、日本の「祓う」には確かに「魔を祓う」という意味もあるけど、必ずしも「魔」や「悪」ばかりではなく、「淀み」や「不明瞭な感覚」も「祓う」ことができるだろう。
つまり「祓う」には、多神教的なニュアンスが埋め込まれており、必ずしも悪くなくても、意見や解釈が複雑に絡み合っていてほぐすことができない状態を落ち着かせることも「祓う」ことになるのではないか。
「exorcise」は祓えたか否かがはっきりとするが、「祓う」は複雑な状況を抱え込んで白黒つけるというよりは、考えるべきことに意図を向けた結果、「よし」と言える状況かどうかが大切で、無理に解決に追い込まなくてもいいような気がする。
日本のあらゆる部分が祓われ、世界に波及しますように。

