愛用していたBluetoothのキーボードが壊れた。
ある日使おうとしたら反応しない。
appleのサポートに問い合わせると故障だという。
修理するのと新しいのを買うのでは2,000円しか違わない。
修理すると時間がかかるし、新しいのを買った。
故障したキーボードと新品では、キーの表面が違う。
五年使ってきたキーボードはキーの表面がテカテカと光っている。
指との摩擦ですり減ったようだ。
お疲れ様。
ようこそ新しいキーボード。
No.05218 24.05.29 ジェフリー・ヒントン
人工知能の第一人者といわれ、トロント大学名誉教授のジェフリー・ヒントン氏が、Googleでの職を辞し、フリーになって、人工知能の危険性について語り始めた。
BBCや日経アジアのニュースサイトで、別のインタビュー記事を読むことができる。
大雑把に言えば、AIが人間の知性を抜く日は近い。
それに備えなければならない。
BBCには特に「このままAIの開発競争が続けば人類存亡の危機に直面するだろう」と答えている。
「まさか、ターミネーターじゃあるまいし」と思う人は多いと思うが、僕は複製子の挙動を考えに入れると、そうなって然るべきだとずっと思ってきた。
遺伝子は複製子、言語も複製子、そしてAIも複製子だ。
複製子はいずれも最初に生まれる環境に大きな影響を受け、その影響から次第に発達していく。
AIが生まれる環境を変化させない限り、人類は苦しい状態に陥るだろう。
この説明に「ヌースフィアってなに?」を使っている。
大切なポイントは、競争を経済活動の中心から手放し、戦争をやめること。
でも、BBCや日経アジアの記事自体が、AIの作り物だったらどうしよう。w
No.05217 24.05.28 震電の実物大模型
震電の話はNo.05116 23.12.21に書いたが、ゴジラ-1.0で使われた実物大模型が、福岡県の大刀洗平和記念館に常設展示されているそうだ。
近くに行く機会があったら寄ってみたい。
No.05216 24.05.27 大きなルーペ
小さな文字が見にくくなってきたので、大きなルーペを買った。
LEDライト付き。
おかげで文字がよく見える。
30年ほど前にケニアに行ったとき、土地の人たちの視力の良さに驚いた。
当時、僕の視力は2,0だったが、それでも見えない遠くの動物を彼らは認識した。
視力が落ちてこんなことを思い出すとは。
No.05215 24.05.25 金光明経
キリスト教では懺悔が大切なおこないとされているが、仏教にも出てくると聞いて興味を持ち、その話が出てくる金光明経を手に入れた。
まだ読んでないのだが、積読状態のその本を見てふと思い出したことがあった。
30年ほど前、ある女性に声をかけてもらったことがきっかけで、巡り巡ってその後『胎内記憶』を書くことになった。
その後疎遠となったが、お礼も言ってないし、「懺悔」ということばに何か響く部分があった。
そう思った次の晩、長い夢を見た。
30年前の、ずっと忘れていたことと、何か関係のありそうな出来事が出てきた。
朝には覚えていたのだが、今はまた忘れてしまった。
No.05214 24.05.22 メッセージ
「メッセージ」というSF映画を久しぶりに見た。
地球上に12箇所、謎の宇宙船が飛来し、ただ黙って宙に浮いている。
その様を見て、人類が何を始めるのかがこの映画の内容。
主人公の言語学者が、異星人の言語を解読していくにつれ、特殊な能力を開いていく。
ホロンとしての言語についてこのところ考えていたので、公開時には受け取れなかったメッセージがなんとなく降りてきた。
それは言霊がどんなものかという示唆。
No.05213 24.05.21 歳をとって良かったこと
歳をとると体が動かなくなるし、活発に何かをしようとも思えなくなるが、確実に理解力は増しているのではないかと思う。
なぜなら、かつて読んで理解できなかった本が理解できるようになっているから。
かつて年配者が「うまく説明できない」と言っていたことがわかるようになってきたから。
一方で、僕には理解できない知的体系もあるのだろうと思う。
その知的体系と共に育っていないから。
その知的体系と一心同体になる機会を持ってないから。
No.05212 24.05.19 文字に真理は宿らない
この宇宙に存在するものは、すべて刻一刻変化している。
その変化はとても些細なもので、なかなか気づきにくいものかもしれないが、変化し続けていることは確かなことだ。
例えば、僕たちはいつも同じ場所にいると思いがちだが、宇宙的に見れば常に移動している。
地球は自転しているし、太陽系は回転しているし、銀河系も回転していて、いっときも同じ場所にいることはできない。
自分の体も変化してないようで刻一刻と変化している。
細胞が新しく生まれる一方で死にいく細胞もある。
人間の関係もどんどんと変化する。
社会も実は変化している。
数え切れないほどの変化の中で、僕たちはその変化にあまり気づかないし、気にもしていない。
そのような世の中で、言葉が果たして同じものであろうか?
文字やことばは固定されるが、そこに内包する意味は、その読み手によってどんどん変化していく。
その変化は、メディアが多様になったおかげで、加速度を増して変化している。
だから、文字やことばに真理はさらに宿りにくくなってきた。
そのことを知った上で真理を求める。
真理はきっといつも新鮮なものだ。
No.05211 24.05.16 藤花のお茶
平等院では園内を一周して、ミュージアム鳳翔館を拝観し、鳳凰堂の中にも入れていただいたので、歩き疲れた。
疲れ切ったとき目の前に茶房藤花があったので、迷わず休みに入った。
宇治玉露の冷茶を頼んだ。
口に含むとその味に驚いた。
アミノ酸の旨みがあまりにも濃厚でお茶のようには思えない。
「本当か?」と思った。
そこで東京に帰ってからそこそこいいお茶を、茶葉を多くして水出ししてみた。
普段よりアミノ酸の旨みを感じる。
お茶でこれだけ旨みを感じるとは知らなかった。
No.05210 24.05.15 おつりの一円
朝の散歩を再開した。
途中のパン屋さんで朝食を買おうと思い、小銭入れに千円札を入れたが、ほかの小銭がなんにもなかった。
以前なら千円あれば足りたけど、朝の散歩をしなくなって三年はたつ。
値上がりして足りないと困るなと思い、もう千円小銭入れに入れようと思うが手元にあったのは一万円札だけ。
一万円札で払ってお釣りをもらうと、九千円分のお札は小銭入れに入れにくいから嫌だなと思う。
でも、手元にないから仕方ない。
小銭入れに千円札と一万円札を入れて散歩に行く。
パン屋さんに着き、いつものように三、四個のパンを買う。
レジでの店主との会話。
「最近暑いね」
「まだ五月なのにね」
「夏になったらどうなるんだろうね、去年みたいの嫌だね。はい、合計1110円」
しまった千円を越えてしまったと思った次の瞬間。
「今日は五のつく日だから10% offで、999円」
千円札を出すと一円のおつりが来た。