うちから駅までのあいだに桜並木がある。
相方がそこを歩いていると、「ホーケキョ」とウグイスが鳴いたそうだ。
練習したら「ホーホケキョ」になるのか、それとも「ホーケキョ」が方言なのか。
僕は今年まだウグイスの声を聞いてない。
聞きたいなぁ、
No.04956 23.03.25 古城
ムソルグスキーの「展覧会の絵」に「古城」という曲が入っている。
そのラヴェル編曲版は、メロディーをアルトサックスに吹かせている。
サックスというと、ジャズやポピュラー音楽でよく使われるが、オーケストラに使われることは滅多にない。
ところがこの曲ではオーケストラの中で演奏されるサックスを聞くことができる。
ジャズのサックスは演奏者によって音色がかなり違う。
リードが薄いためかビリビリと響くような音を出す人が多い。
ところが、オーケストラで演奏されるサックスは、とてもふくよかで滑らかな音を出す。
音を聞くだけで気持ちいい。
古城ではその音色を堪能できる。
No.04955 23.03.23 骨が取れた
アジの開きを食べた。
細い骨が歯のあいだに挟まった。
外出先で気がついた。
舌で触るが取れない。
気になってしようがない。
なかなか取れない。
が、やっと取れた。
No.04954 23.03.20 サクラサク
妄想する。
「さくら」の「ら」は、「彼ら」の「ら」かもしれないと思う。
だとしたら、「咲く」がたくさんあるから「さくら」と呼ばれるのかも。
いやいや、「良」という字がカタカナの「ラ」になったり、ひらがなの「ら」になったりしているので、「咲良」が「さくら」となったのではないか? とも思う。
所詮妄想だが。
No.04953 23.03.19 詩を書く
友人に頼まれて結婚式に朗読する詩を書いたのが、大人になって最初に書いた詩だった。
僕にとって詩は、何か特別なもので、でも、どう特別かは説明できないものだ。
端的にいうと、霊的で聖なる言葉とでも言えるだろうか?
だからなのか、あまりたくさん書くつもりはない。
「書く」ものではなく、現れてくるものだから。
No.04952 23.03.18 踊る相方
僕が暗い顔をしていると、相方が踊り出す。
まったくバカな踊りを。
手をあげて腰を振って足踏みして踊る。
おかげで素に戻れます。
ありがとう。
No.04951 23.03.17 ボビー・コールドウェル
昔、携帯電話がまだ四六版の本ほどの大きさだった頃、通信料がバカ高いので、お金持ちや仕事関係で持たざるを得ない人しか携帯電話を使っていなかった。
その頃の僕は携帯電話の代わりとして、留守番電話とポケットベルを組み合わせて使っていた。
外出中の僕に誰かが至急連絡を取りたいとき、うちの留守番電話に録音してもらう。
すると自動的に録音されたことがポケットベルに発信される。
ポケベルを見て公衆電話からうちの留守番電話を聞いて、連絡取りたい人に折り返していた。
うちの留守番電話はBGMがボビー・コールドウェルの「スペシャル・トゥ・ミー」だった。
それはデビューアルバムの一曲目。
パーラメントのCFに取り上げられて、久しぶりの来日公演も聴きに行った。
ボズ・スキャッグスの「ハート・オブ・マイン」もいい曲だ。
僕の生活のいろんな場面を彩っていただきました。
ありがとうございます。
R.I.P.
No.04950 23.03.16 ちらりほらり
桜がちらりほらりと咲きはじめた。
つい僕は「ちらほら咲いている」と言いたくなるが、「ちらりほらり」のほうが優雅でいい。
花の咲き方まで効率化してはいけない。w
No.04949 23.03.15 ポトフを作る
お鍋に水を入れ、火にかけながら適当に切ったジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キャベツ、それにベーコンを入れる。
僕の好みはそこにカルダモンを一粒、鞘から出してすりつぶしてパラパラとかける。
沸騰させてから極弱火にしてコトコトと20分ほど煮る。
最後に塩と胡椒で味を整えて出来上がり。
ムフフ。
No.04948 23.03.14 モクレンの花
モクレンの花が咲いている。
白い花で覆われた木。
一つ一つの花がみんな空に向かって伸び上がっている。
木全体が白い炎で包まれたよう。
根本は散った花びらで絨毯になっていた。
伸び上がって散る。
高潔な心の持ち主のようだ。