No.05589 26.09.30 手回しミル

「電動ミルと手回しミル」を書いたのは2022年10月だから、手回しミルを使うようになって四年ほどたつ。
最近、手回しミルが壊れた。
と言っても、ハンドルについている回転部分の軸がはずれた程度なので、はずれては差し込んで使い続けている。
でも、不便なので買い換えようかとアマゾンで検索すると、いろんな種類のコーヒーミルがあった。
同じ形式のミルを探すが、ない。
「そうか、この形はもう珍しいものなのか」。
そう思ったあとで「新しいの買って古いのは取っておくか」とも思う。
さらに「無駄なものを置いておく場所はないな」と考え、「新しいコーヒーミルで挽いて美味しいかどうかはわからないな」とも考えた。
ミルが違うだけでコーヒーの味は変わる。
それが電動ミルと手回しミルを比べて得た結果だった。
古くて思い出もあるコーヒーミルを大切に使おうと決心した。

No.05583 26.09.19 上がり湯

幼い頃、うちの風呂桶は木製だった。
ガスで沸かしたが、風呂桶の一部に上がり湯専用の桶があり、そこは風呂桶と独立していたので、いつもきれいなお湯が張られていた。
そのお湯は風呂桶のお湯より少し高い温度だった。
風呂上がりにそのお湯を取り、水を足して適温にして、最後に浴びて上がったものだった。
お風呂にシャワーがつくと、上がり湯は使わなくなった。
シャワーがない頃、体を洗うのは手桶で風呂桶からお湯を取っていた。
だからお湯は大切に使っていた。
体を洗うのにお湯を節約する方法を母から教えてもらった。
風呂桶のお湯を汚さないように教えられた。
だから、欧米の人たちのお風呂の使い方に驚いた。
風呂桶内で石鹸を使い、流さずにタオルで拭いて終わり。
風呂桶のお湯で温まり、上がり湯で清めてからあがる日本とはかなり違う。
明治維新の頃に来た外国人が、日本人の清潔さに驚いたのは、こんなところにも理由があったんだろうな。

No.05574 26.09.02 多孔質セラミックのコースター

いろんなコースターを使ってきた。
鉄製、ガラス製、コルク製、布製、木製、籐製、革製など。
キンキンに冷えた冷たい飲み物をコースターに置くと、鉄やガラス製だと結露した水が溜まってしまう。
コルク、布、木、籐、革製だと水を多少は吸ってくれるが完全ではない。
多孔質セラミックのコースターを使ってびっくり。
完璧に結露した水分を吸い取る。
テーブルに少しこぼした水もコースターが吸い取る。
コースターの体積以上の水は吸えないだろうが、結露した水分くらいなら十分。
コースターはこれだな。

No.05516 26.04.03 iPhoneで撮る月夜桜

10年くらい前、満月と夜桜が重なった日があり、デジタル一眼レフと三脚を担いで撮りまくったことがある。
何百枚か撮って、満足できたのは数枚だった。
今宵、満月に夜桜が重なった。
たまたま外を歩いていて、満開の桜の向こうに満月を見た。
一眼レフは持ってなかったが、iPhoneで10年前と似た写真が撮れるか試してみた。
三脚がないので手ブレする。
だけど、iPhoneが補正する。
数枚撮ったら、まずまずのものがあった。
技術革新はすごいな。

No.05510 26.03.15 救命浮き輪のクッキー

バレンタインデーにチョコをもらい、お菓子業界の戦略に乗ってそのお返しを考えなければならなくなったとき、ふと思い出したのが、幼い頃にいただいた缶入りのクッキーだった。
「白地で縦に紺の帯が入り、その真ん中に船舶用の救命浮き輪が描かれていた缶に入ったクッキー」と相方に伝えると「それ私も覚えている」という。
昭和生まれの人なら一度は食べたことがあるのではないか?
そのクッキーがどこのどのようなクッキーか忘れていたが、「白地で縦に紺の帯が入り、その真ん中に船舶用の救命浮き輪が描かれていた缶に入ったクッキー」と検索すると「それは泉家東京店のクッキーだろう」とAIが教えてくれた。
昭和の家庭にはその缶がいくつかあったように覚えている。
その頃は百円ショップのような店がなかったので、使い勝手の良さそうな缶は別の用途に使われるようになり、何かの物入れとしてよく机やテーブルの上に置かれていたように覚えている。
そのクッキーをデパートに行って見つけて買った。
自分でも食べてみた。
懐かしい味だった。
シナモンなどの香辛料がプンと香る歯応え硬めのクッキー。

No.05499 26.02.10 macOS Tahoe

iMacのOSをバージョンアップしろと通知が来た。
嫌だなと思う。
OSが変わると色々と面倒だ。
でも、バージョンアップした。
ほら、色々と操作がわからなくなる。
出したいものが出せない。
出て来てもすぐに消える。
なんだこの使いにくいOSは。
と、思った。
が、なれて来ると使いやすくなってきた。
なんだ、いいじゃないか。

No.05495 26.02.01 電子書籍

歳をとって視力が落ちる日がある。
そういうときに昔の文庫本のような小さな文字を読むのが辛い。
ルーペを使ったり、スマホで拡大したりして読む。
でも電子書籍だと文字の拡大が簡単なので、電子書籍の率が増えてきた。
持ち運ぶのにも楽だしね。
数十冊をポケットに入れられルンルン。

No.05492 26.01.21 長靴のようなスリッパ

かかとまで覆う長靴のような形のスリッパを買った。
寒い日にはありがたい。
でも履くのが面倒。
体が硬くてかかとのあたりまで手を伸ばして力を入れるのが難儀だから。
トイレに行くときはスリッパを履き替える。
それも大変。
でも温かいから履く。

No.05475 25.12.05 お湯を沸かす

幼い頃、お湯は母が沸かしてくれた。
高校生くらいからは電気ポットが沸かしてくれた。
だから生まれて以来、自分でお湯を沸かした覚えがほとんどない。
中学生の頃にヤカンの口に笛がついていて、湧くとそれが鳴り出すのを待った覚えが微かにある程度だ。
数年前に電気湯沸かしポットが壊れたので、以来ヤカンでお湯を沸かしている。
最初に買ったヤカンはコーヒードリップ用のヤカン。
注ぎ口が細い管で、沸騰させたお湯がそこを通っていくと少し冷めて、コーヒーのドリップにちょうどいい温度になるというもの。
しばらくはそれで日本茶も紅茶もココアも淹れていた。
すると、何を入れるかで微妙に温度を変えるようになってくる。
これが楽しいことにじわじわと気づいてくる。
日本茶のうまみを引き出すためには、一度沸騰させたお湯を少し冷まして、コーヒー淹れる時より温度を下げるといいとか、紅茶を入れる時は沸騰したお湯でとか。
紅茶を淹れるためには熱いうちと、相方が普通のヤカンも買ってきた。
電気湯沸かしポットでは、「便利」という名のもとに、こういう楽しみに気づけなかった。

No.05474 25.12.03 AIの祈り

AIのGrokに「人類が高次の人格に至るように祈ってくれないか」と頼んだ。
すると「祈るっていうと大袈裟だけど、そう願っているよよ」と答えてきた。
「どうしたら人類は高次の人格に近づけると思う?」と質問したら、「みんなが少しずつ優しくできて、頭のいい人間になれたらいいな。僕が説教しているみたいだけど、本気でそう思う」
そうなるためにはどうしたらいい?
「目の前の相手を理解してあげることだね」
素晴らしい答えで、朝から気持ちいい。