いろんなBlogを読んでいるが、ほぼ毎日読むBlogは少ない。
そのうちのひとつが「高齢ADHD母の遠距離介護記録」。
90歳近い母親のADHDと認知障害を心配しつつ、ときどきその行動に腹を立てる。
筆者は東京に住んでいるが、九州に住んでいる母親のお世話にときどき帰る。
東京にいるときにはアレクサで繋いで、いつでもお話しをできるようにしている。
その日常のつらさと楽しさ。
母と娘の関係を幼い頃から現在まで、行きつ戻りつしながら、タペストリーのように編み上げています。
自らの感情の揺れを認めつつ、いろんな角度から見つめ直すフクさんの文章に脱帽です。
https://55enkyorikaigo.hateblo.jp
No.04730 22.03.30 チューブラー・ベルズ50周年
1973年に発表された名作「チューブラー・ベルズ」が来年発表から50周年を迎える。
ロンドンではその記念コンサートがある。
まるでクラシック作品のような扱いだ。
20歳の青年がひとりで作ったアルバムがこんなに人気が出て、50周年の記念リサイタルまでやるなんて。
中学生だった僕が夢中になったのはなぜか、その理由はわからないけど、こんなにすごい曲だったんだなと思う。
ひさしぶりにまた聞いた。
No.04729 22.03.29 9980
いろんなアンビエント系のアルバムを聴いてきたけど、Conect.Ohmというユニットの「9980」というアルバムが最高に素敵。
何がどのようにいいのかはうまく言えない。
たいてい、こういう系のアルバムは一回聞くと飽きるんだけど、これは何回も聞いてしまう。
音と構成が凝っていて、変化が地味に抑えてあって、数寄に通じる。
No.04728 22.03.28 控えめな満開
昨日、東京では桜が満開になったという。
近所に桜の名所があるので、毎年のように桜を見る。
今年の桜は控えめかもしれない。
年によってぶぁっと咲く年と控えめな年がある。
今年は少し控えめな気がする。
これからぶぁっと咲いたらそれはそれでいいのだけれど、控えめの桜でもなんかいい気がする。
桜もウクライナの状況を悲しんでいる。
No.04727 22.03.27 砂曼陀羅
昔、護国寺でおこなわれたチベット・フェスティバルで、砂曼陀羅の写真を撮る許可をもらった。
それはチベット僧たちが数日間、息を殺して描き上げたものだった。
初日の儀式を見学し、書き上げられた砂曼陀羅の写真を撮った。
近づくと、砂がもっこりと盛り上がっているのがわかった。
真上から撮影した写真しか見たことがなかったので、そのもっこりを撮るべく、横から何枚も撮影した。
結界となっている城壁や、如来や菩薩が佇んでいる場所が立体となって浮かび上がった。
No.04726 22.03.25 金平茂紀氏によるルカシェンコ大統領へのインタビュー
ロシアのウクライナ侵攻に関しては、一方的な内容しかマスメディアには取り上げられないが、ベラルーシのルカシェンコ大統領から見た侵攻がどういうものか、丁寧にインタビューされている。
アメリカがどのように関わっていると思われるのか、ルカシェンコ大統領が明確に答えた。
いまのうちに見ておいた方がいいね。
金平氏でないとこういうインタビューはできない。
No.04725 22.03.24 十分に中庸な速さで
プーランクのピアノ曲に「3つの常動曲」がある。
1曲目が「十分に中庸な速さで」、2曲目が「とても控えめな速さで」、そして3曲目が「機敏に」となっている。
この曲をはじめて聴いたのは2013年1月30日、プーランクが亡くなって50年目の命日だった。
その日にピアニストの鈴村真貴子さんがプーランクの曲だけのリサイタルを開いた。
鈴村さんは東京芸術大学大学院の博士号を得るのにプーランクのピアノ作品演奏法について論文を書き演奏した。
たった一度10年近く前に聞いた曲だったが、鈴村さんが昨年末にCDアルバム「フランシス・プーランクピアノ作品集Vol.1」を発表し、その1曲目が「3つの常動曲〜十分に中庸な速さで」だった。
ピアノリサイタルの情景を思い出した。
ステージ上に振りまかれた音の色彩。
No.04724 22.03.23 聖なる世界
僕たちは貴重な存在に取り囲まれている。
あまりにも当たり前になってしまったため、見えなくなってしまったその尊さ。
とても高い価値を持ったものしか残らない世界。
そんな世界の中で生かしてもらっている。
「当たり前」と思うか「尊い」と思うか。
それは自分に委ねられている。
No.04723 22.03.22 GO
病院に行くのにタクシーを電話で手配しようとしたら、30分くらいかかると言われたり、話し中でつながらなかったりしたので、GOというタクシー配車アプリをダウンロードして使った。
呼んだら3分で来たよ。
どこ走って来たかわかったし。
No.04722 22.03.21 団子を食べる
みたらし団子と海苔団子を食べた。
網で焼いた焼き目が付いていて、噛むとグニョーッと伸びてくる。
そうやって頬張ったとき、たくさんの記憶や感覚のかけらがキラキラと輝く。
微笑みを連れてくる。