「あなたは恋を知らない」というスタンダード曲がある。
この曲を聴きながら歌詞を噛み締めると、いろんな思い出が蘇る。
そのひとつに映画「ニューシネマパラダイス」のラストシーンがある。
主人公の映画監督が見る、かつて見られなかったキスシーンの数々。
はじめて僕がその映画を見た二十代の頃、なぜそのシーンで泣かされるのか理解できなかった。
あとで映画を見直すと、ラストシーンで泣かされる伏線がたくさん詰まっていることを知る。
感情がいかに生まれてくるものなのかを教えられるのと同時に、幸せに生きることがいかに大切なことかがわかる。
そして、それがいかに難しいことなのかも。
No.05584 26.09.21 Breezin’
ジョージ・ベンソンの名曲。
70年代か80年代頃にはラジオでよくかかっていた。
当時は誰が演奏しているのか知らなかったが、耳に残っていた。
この歳になってから知って「へーっ」と思う。
だって知ってたベンソンはジャズというよりはブラコンだったから。
No.05579 26.09.11 貝殻の風鈴
江島神社辺津宮の前に沢山の帆立貝の貝殻が吊るされていた。
風が吹くとそれらが一斉に揺れて擦れて鳴りだす。
煌びやかなお清めの音だった。
No.05575 26.09.03 マイルス・デイビスのいつか王子様が
「いつか王子様が」はディズニーアニメ「白雪姫」の挿入歌。
ジャズによく取り上げられる。
1961年にマイルス・デイビスが演奏し、同タイトルのアルバムがある。
このアルバムが全体的に他のマイルスのアルバムと比べて明るい雰囲気に聞こえるのは、アルバムジャケットにその要因がある。
黒人女性が一人、クリーム色の背景に笑っているような、すましているような表情で写っている。
マイルスのアルバムジャケットはたいてい陰鬱な暗い雰囲気のものが多いが、これだけは違う。
この黒人女性はマイルスの最初の妻、フランシス・テイラー。
テイラーは1951年パリ・オペラ座バレエ団の特別公演に起用され、同バレエ団の舞台に立った初のアフリカ系アメリカ人となり、その後テレビやブロードウェイで活躍するダンサーであり、俳優だった。
ブロードウェイの「ウエイト・サイド物語」に出演し、映画にも誘われるがそれを断る。
マイルスと結婚し、マイルスが出演を拒否したらしい。
よほど一緒にいたかったらしく、他のオファーもマイルスが断っていった。
二人が一番熱々の頃のアルバムで、それが音にも現れたようだ。
マイルスの他のアルバムにはないウキウキ感があるような気がする。
ピカソほどではないけど、マイルスも女性に影響を受けるアーティストだったと言えるだろう。
他の二人の奥様もアルバムの表紙になっているが、フランシスほど明るい雰囲気ではない。
No.05571 26.08.29 秋の虫の声
昨日と今日の昼では、八度の温度差があった。
そのせいか夜に窓を開けていると、秋の虫の声が聞こえてきた。
今日、急に湧いて出てきたのか?
昨日の灼熱に耐えていたのか?
どちらにせよ、涼やかな声を聞かせてくれ。
No.05570 26.08.23 愛はすべてを越えて
ルイ・アームストロングが映画「女王陛下の007」のために歌った。
映画公開から四、五年して聞いて好きになった。
この曲があまりにも好きだったので何年かのちに「女王陛下の007」を見た。
歌と映画の内容がとても皮肉に満ちていた。
それから半世紀が経ち、最新作のボンド映画にもこの曲が流れた。
映画のラストがわからぬうちから、あの皮肉な状況に追い込まれることが予感できた。
ルイの歌声は人生の皮肉を感じさせるもの。
女郎屋で下働きをしていた少女の頃のビリー・ホリデイは「この歌声はいろんな意味を持つように聞こえた」という。
ルイの存在自体がジャズだった。
No.05548 26.06.05 Fade Into Light
ボズ・スキャッグスの「Silk Degrees」から「Some Change」くらいまでのアルバムを昔よく聞いていた。
きっかけは「Middle Man」の「Simone」という曲。
広告会社に勤務していたとき、その曲をテーマ曲にしていたラジオ番組があり、ラジオ担当として思い出の曲なのだ。
何年も前に「Speak Low」をCD店で見つけて、渋いスタンダードを歌うようになったかと思っていた。
最近Spotifyで音楽を聴くようになり、ボズのアルバム「Fade Into Light」を見つけた。
聴くと一曲目でノックアウトされた。
「Silk Degrees」に入っているヒット曲「Lowdown」をスローで歌っていたのである。
思い出の「Simone」も落ち着いた雰囲気になっていた。
刺さるなぁ。
No.05544 26.06.01 メジロ
毎朝、そして一日何度も近くに来て鳴いている鳥がメジロだとわかった。
ベランダの前にある木に止まり、鳴いているのを写真に撮った。
「可愛い」と漏らしたら、相方に「私にはそんなこと言わないのに」と叱られた。w
でも、メジロにしては少し複雑な鳴き方をしているように思う。
何年もバードコールを鳴らしてきたので、その音に合わせてきたのかもしれないと考えるが、「そんなことはないだろう」と自分で打ち消す。
でも、もしそうだったら、いっそう可愛い。
あ、しまった。w
No.05537 26.05.16 朝鳴き鳥
朝の三時か四時頃、空が明るくなる前に窓の外で鳥が鳴き出す。
高い声で綺麗な鳴き方。
ミソサザイのような鳴き方だ。
八時頃にも鳴いていたので、バードコールを鳴らした。
呼応して楽しい。
しばらくしたらベランダに来た。
洗濯物が干してあったので、鳥は呼ぶなと相方に怒られた。
姿はミソサザイより大きく、何の鳥かわからなかった。
鳴いていた鳥とやってきた鳥は違うのかも。
No.05520 26.04.13 楽しいビジョンでつながる
ニュースではこれでもかというくらい暗い話が流れる。
それを凌駕するくらいに楽しいビジョンを持とう。
世界中の人たちが歌って踊れるようなビジョン。
石油で身動きができなくなるのではなく、食料で制限されることのないビジョン。
それは夢物語か?
その昔、ジョン・レノンが同じようなことを歌にしていたね。
そろそろ実現させなきゃね。

