No.04671 21.11.29 言い方

同じことを言われているのに、喜んでそれをしたくなる言われ方と、したくないと思ってしまう言われ方がある。
言われる方としては、やること自体が変わらないなら、どちらの言われ方でも同じように受けとろうと考えるが、伝える方としては言い方に気をつけるしかない。
だから、一対一のメールのように思えて、大量に発信するメールには、いろんな人にそれぞれの立場によって異なる違和感が生まれる。
一対一の関係はどれも全部微妙に違うので、同じ言い方で流すと相手はちょっとおかしいと感じる。
そういう微妙な違いも楽しめる関係だといいんだけどね。

No.04668 21.11.26 好転反応

太極拳を始めて数日で体調が悪くなった。
「だから太極拳が悪い」というつもりはない。
きっと好転反応なのだと思う。
いろいろと我慢してきた。
40になる頃に血糖値が高いと言われ、ジョギングを始め、マラソンを走るようになった。
頑張りすぎたかもしれない。
2011年に311で、放射性物質が飛来したので外で走らなくなった。
これがよくなかったようだ。
2年もすると10kmを1時間では走れなくなってしまった。
走っていた頃は体重が82kgを下回ることはなかったが、走る代わりに泳ぐようになると、筋肉が落ちるせいか体重も下がっていった。
この10年で8kgやせた。
それで太極拳を始める。
いろんな歪みが出てきたのだろう。
力を抜いて太極拳を続け、いい感じで生きていきたい。

No.04667 21.11.25 走る

最近は走れなくなった。
10年前までは1時間に10kmくらい走っていたが、いまは10km歩くのでもひーひーいう。
無理はしない程度に、少しずつ走る距離を伸ばしたい。
できることなら以前の状態に。
できないのならできるとこまで。
そういう状態だから、走るということの気持ちよさがじわりとわかる。
「走るのつらい」とか思っていたが、「つらい」のなかにほのかに香る気持ちよさを思い出す。

No.04662 21.11.20 切ない話

この世には、切ない話がたくさんある。
切ない話を「気持ちいい」とは言えないけど、切ない話の中にわずかな希望や、善意や、ささやかなハッピーがあると素敵だなと思う。
じんわりと心温かくなる。

No.04661 21.11.19 柿

庭になっていたという柿を知人からいただいた。
いただいたときはまだ硬かったのでしばらくおいて今朝食べた。
やっぱり両親のことを思い出す。
18.11.30のNo.03715に書いた話。
毎年硬い柿が好きな母は硬いうちに柿を食卓に出し、父は柔らかい柿が好きだったので怒る。
ニーチェは「夫婦生活は長い会話だ」と言ったそうですが、柿の話を思い出す度に「夫婦は永遠の会話だ」と思うのです。
なにしろ、毎年繰り返していた両親の会話を、二人とも亡くなってからも僕が思い出し、僕がこうして書くことで、誰かがその話をきっといつか思い出すんだろうなと思うから。
言語学者が、子どもがどのように言語を獲得していくのか研究するため、自分の幼い娘の会話をすべて記録して分析したことがありました。
予想では、新奇なことをたくさん話すのだろうと予測していましたが、実際には話題は限られていて、ほぼ毎日繰り返されることの些細な変化についてよく話したそうです。
両親の柿の話もきっと毎年些細な変化を繰り返し、最初は本気で喧嘩していたが、途中から毎年の恒例になり、そのうちに「また柿の季節になったねぇ」という意味を含んだ口げんかとなり、最後には「また今年もこの会話を繰り返すよ」と思いながら、談笑していたのかなと思います。
その毎年の変化に当時の僕は気づけず、本当のところは覚えてないのですが。
こうやって繰り返すことで、新たな発見があり、新たな概念が生まれ、それがいつしか新しい言葉として表現されるようになり、子どもは言語を獲得し、大人はさらなる気づきを得ていくのでしょうか。

No.04659 21.11.17 絡まり合い

関係が絡まり合うと、どちらが正しくてどちらが間違っているのか、判然とはしなくなる。
たとえばキリスト教は、それができた頃にはローマ帝国にとって悪であったが、300年ほど経つうちに国教になってしまった。
ローマ帝国とキリスト教は絡まり合った。
それが良かったのか悪かったのか、一概には言えない。

No.04645 21.11.03 かたいからだ

からだがかたくなったと思う。
滑らかな動きがしにくい。
動画サイトで踊っている女の子を見て、「こういう動きはもうできないな」と思った。
そこでやってみる。
からだじゅうがゴキゴキいう。
でも、何か楽しい。

No.04633 21.10.18 かつての指

ピアノが弾けた。
かつての指。
しばらく弾かなかったので忘れてしまった。
最近はパソコンのキーボードもミスタッチが増えたように思う。
かつての指に戻らないかとさすってみる。
今の指も悪くはない。

No.04623 21.10.03 走馬灯

死の間際に走馬灯のように記憶が甦るというが、僕にはそういう体験がないので、それが本当かどうかはわからない。
だけど、PCに入っている好きな写真を何十枚か、スクリーンセーバーがかかるときに見られるようにしている。
でてくる写真はこの十年ほどのものでしかないが、過去の写真を見ていると、ふと幸せな感覚になるときがある。