No.05199 24.04.24 音楽のはたらき

僕はデヴィット・バーンやトーキング・ヘッズの曲をほとんど聞かなかった。
興味がなかった。
ところが、「アメリカン・ユートピア」を見てショックを受けた。
あんな演奏の方法があるのかと。
過去の映像を見ると、デヴィット・バーンはトーキング・ヘッズの頃から似たことをしていた。
それが技術の進化と、表現の深化で、まったく別物のように見えてきた。
彼が何を考えて音楽を作っているのか、知りたくなった。
でも、そのインスピレーションに導かれるようなアクションを、僕は何も起こさなかった。
「アメリカン・ユートピア」をみて一年以上がたち、忘れかけた頃にアマゾンで「おすすめの本」にデヴィット・バーンが書いた『音楽のはたらき』という明るいオレンジ色の本が表示された。
カスタマーレビューに何も書かれてないので、ちょっと不安だったが衝動的に買った。
届いた本を見て「なんでこの本を買ったのだろう?」と思ったが、読み始めると止まらなくなった。
最初の章は「逆からの創造」と題されて、演奏される場が音楽を作ることについて書かれていた。
その中に、チチェン・イッツァーのピラミッドの前で手を叩く話が出てきた。
10年ほど前にそこで僕は手を叩いた。
鳥の鳴き声のような音が反射してきた。
そのことについて「神聖な鳥ケツァールの鳴き声だ」と書かれていた。
それを知れただけでも僕にとっては天啓だ。
まだ読み終わってないこの本。
不思議な牽引力をずっと堪能したい。

No.05198 24.04.23 書いてはいけない

森永卓郎氏の『ザイム真理教』『書いてはいけない』を読んだ。
末期の癌だと言われて、死ぬ前に書くべきことを書こうと決死の覚悟で書いたという二冊の本。
日本人はみんな読むべきだと思う。
そして何を思うのか。
この二書をネタにして「昼間でも聴ける深夜放送コンブラジオ」でお話ししました。
素人のYouTubeですが、この番組はもうすぐ再生回数1000回になります。
普段の数倍のアクセス数になりました。
もしよかったら、あなたの意見も聞かせてください。
https://www.youtube.com/watch?v=CruzExdS8-0

No.05189 24.04.11 カフカの短編

「変身」や「城」などで知られるフランツ・カフカはかなり変わった人だった。
最初の小説を長く書き続け、そこから短編小説を抽出した。
一方で、小説は一度に全部書かなければならないという謎の縛りを自身にかけ、それを守ろうとした。
「変身」は傑作だが、一度に全部書けなかったから駄作だと本人は思っていたらしい。
生前はあまり理解されなかったようだが、没後に評判が高くなる。
カフカの短編集をポツリポツリと読んでいる。
文章から浮かび上がるイメージが特異で面白い。

No.05175 24.03.21 古文の朗読

YouTubeに古文の朗読を女声でしているものがあった。
その響きを聞いているとなんとも心地よい。
意味を深く考える前に、その響きでホッとさせられる。
その心地よさが意味を厳格に追うことを忘れさせる。
多少わからなくても「ま、いいか」という気にさせる。

No.05169 24.03.12 ONUKA

ウクライナ語で「孫娘」。
そういう名のエレクトリック・フォークバンドがある。
YouTubeではじめて見て聞いた。
いろんなイメージが浮かんでくる。
止めどない感情。
YMOが国を超えて進化した、そんな感じ。
シンセサイザーはもちろんだけど、リコーダーやウクライナの伝統的と思われる楽器が登場する。
原発や連鎖、そして戦争など、それぞれの曲に深いテーマが潜んでいる。
https://www.youtube.com/channel/UCp3u6S6oDEpVrkA7zmUQxvg

No.05165 24.03.08 There must be more to life than this

動画が送られてきた。
フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソンのデュエットの映像。
素敵な歌だったので、翻訳してみた。

もっといい人生があるはず。
こんなことのために生きてるんるんじゃない。
愛のない世界でどうすりゃいいのさ。
傷ついた心を癒して、
泣いてる人たちの世話をするしかないのか。

もっといい人生があるはず。
見た目以上に素晴らしい。
黒か白かなんて問題じゃなく、
いのちには無限の可能性が息づいているはず。

なんでこの世には憎しみが渦巻いているんだ。
人はそこかしこで死に、
僕たちが作り上げてきたものを自らの手で壊し、
たくさんの人が人権を守ろうと死に、
そんなことに対して仕方ないと言うしかないのか。
「これが人生さ」と。

殺し合いよりもっといい人生があるはず。
僕たちが生き延びるために。
愛で満たされた世界で暮らしたい。
そうすりゃみんな平和でいられる。

もっといいいのちの活かし方があるはず。
こんなことのためにいのちはあるんじゃない。
愛で満たされた世界を願って生きる。
もっといい人生があるはず。

人生はもっと素晴らしく、
いのちは可能性に満ちている。
もっといい生き方が必ずある。
それを一緒に生み出そう。

No.05163 24.03.06 無限の天才

去年の春にラマヌジャンのことを書いた。
「奇跡がくれた数式」という映画を見ての感想だった。
興味を感じたので原作を読んでいる。
「無限の天才」という本。
映画よりずっと詳しくて面白い。
何か一つ間違ったら、稀代の天才は単なる変人で終わっただろうことがよくわかる。

No.05158 24.02.27 YouTube

映像の編集をした。
映像は文章とは全然違う。
文章ではわかりにくいと感じることが、映像の補助によってすんなりと受け取れることはあるだろう。
逆に、きっと文章なら受け取れることが、映像になると胡散臭く思うこともあるだろう。
何がどう働くのか、実験中、勉強中。

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「ヌースフィアってなに? 第11回 高次の人格を理解する7 自分について」をアップしました。
ご覧ください。
https://youtu.be/7NLSlmx8h3k

No.05139 24.01.27 金子みすゞ伝

友人に誘ってもらって神田京子大独演会に行ってきた。
演目は「金子みすゞ伝〜明るいほうへ」。
笑点に出演している春風亭一之輔が前座で、1100席あるという有楽町よみうりホールが満席でおこなわれた。
講談を1000人規模でやるなんてすごいなと思ったが行ってよかった。
落語と講談が素晴らしかったのはもちろんだが、最後に矢崎節夫という童謡作家が登場して、どのように金子みすゞの遺稿集に出会ったかをうかがった。
運命の巡り合わせというものがあるんだなと思い感激した。