暗闇の中でどっちに行ったらいいのかわからなくなったとき、ありがたいのは明かりだ、
周囲が全部見えるほどのがありがたいのはもちろんだんが、手元がやっと見える小さな明かりでも十分。
それを頼りに歩いていける。
賢人は心にそれを持てと言った。
No.05297 24.10.16 金木犀の香り
外に出ると金木犀の香りがした。
そういう季節になった。
ほぼ毎年のように金木犀の香りについて書いている。
毎年のように「切ないな」と感じたが、今年の僕は「切なく感じたな」とちょっと「切ない」から距離を置いていた。
知り合いも世話になった人もポツリポツリと亡くなっていく。
匂い如きで切なくはない。
No.05295 24.10.11 原稿執筆
何年も温めていたアイデアを文章化する。
「こんな表現になるのか」と驚きながら書いていく。
遊園地にいるような楽しさではないけど、そこはかとなく楽しいんだよ。
No.05291 24.10.04 ギンナンの香り
近所の公園のイチョウの木がギンナンを落としはじめた。
舗道でたくさん潰れていた。
そこを歩きながら香りを嗅いで「おや?」と思った。
「懐かしい香りだ」と思ったが、そのことに違和感を覚えた。
以前だったら「臭い」と思っていたはずだ。
匂いに鈍感になったのか?
No.05290 24.10.02 覚醒
いろんな人が目覚めつつある。
資本主義が最善の社会ではないことに。
競争を煽って、土地にしがみつく。
取り合いをして勝てばいい。
そんな社会が本当に最善のものだろうか?
次の社会を夢見ると「アカだ」と言われて潰された。
いろんな可能性を抱擁しないかぎり次は生まれない。
No.05288 24.09.26 繰り返しは何かを生む
繰り返すことで思いがけない何かが生まれることがある。
いつも同じ道を歩いていると知り合いができたり、いつも同じものを食べていると栄養が偏って病気になったり、いつもバカなことをやっているとあだ名がついたり、いつも音楽ばかり聴いていると作曲するようになったり、いつも同じ人と話しているとその人たちとしか通じない言葉ができたり、いつも同じことをしていると、ちょっと工夫してそれが遊びになったり、色々とそれまでには考えもしなかったことが生まれてくる。
それって、生命の成り立ちとも関係があるのではないかと空想していると、宇宙全体がそうなのかもと思うようになる。
繰り返し同じことを考えると哲学になる。
ホロンも繰り返しの産物だ。
https://www.youtube.com/watch?v=2QkwO8zWXxo
No.05285 24.09.22 100歳
昨日、父の誕生日でした。
生きていたら100歳。
父は「敗者の文学」を追求していました。
僕が幼い頃は、「勝者の文学」を追求したほうが儲かって良いと思っていましたが、最近になって、やっとその深い意味が分かってきた気がします。
父さん、100歳の誕生日おめでとう。
No.05284 24.09.19 大切にする
日本人はどんなものも大切にします。
なにしろカマドにもトイレにも神様がいると感じるのですから。
万物に神聖さが宿っています。
だからこそあらゆるものを大切にする。
大切に育ててもらった人はそのオーラが宿ります。
大切に使われたものにもそのような雰囲気が宿ります。
だから日本には特別な雰囲気が生まれるのだと思います。
海外からいらしたかたは、ぜひ自分が何かを大切にすることを通して、日本に宿る特別な雰囲気を生み出す人になってください。
それが日本が時代を超越していいものを残せる文化を育んでいる秘密の一つだと思います。
No.05281 24.09.12 幸せであること
幼い頃、ジュースが飲みたいと駄々をこねました。
僕が幼かった頃は近所にコンビニなんてありません。
そこで母はどうしたか。
コップ一杯の水を僕に持たせて「美味しい、美味しい」と言いながら飲ませたのです。
僕は最初不満でした。
でも、飲んでいるうちに水が美味しく感じられたし、飲み終わると喉の渇きも取れてました。
そこで母に「美味しかったねぇ」と言われると、それで満足してしまいました。
子供だったからそれで済まされたという見方もできますが、ときどき大人になってからもそのことを思い出すことがあるのです。
今の状況に満足できること。
これってとても大切なことがあるのです。
人間はすべての欲を満たすことはできません。
それに執着をしだすと大変なことになります。
現状で満足する。
そして幸せを噛みしめる。
欲に振り回されるのではなく従える。
幸せであることは、いつでも生み出すことができるのです。
No.05275 24.08.31 夏休み最後の日
学生を卒業してから40年も経つのに、いまだに8月31日は夏休み最後の日だ。
どれだけ僕の思考を拘束しているのだろう。
9月になる瞬間、ちょっと寂しい。
いいかげん卒業したほうがいいと思うが無理そうだ。
人生最期の走馬灯にも出てくるよ、きっと。

