No.05462 25.11.15 龍の口竹灯籠

日蓮上人が龍ノ口の法難に遭った刑場跡に今は龍口寺が建っているが、そこに施餓鬼壇を設け、毎年竹灯籠を灯して供養や祈願をしている。
境内が竹灯籠で埋め尽くされ、夜の闇の中、美しく輝いていた。
小さな灯火が集まると、不思議な力を生み出す。

No.05461 25.11.14 形象理論とその超越

戦前の国語教育のレベルの高さに驚き、No.05456を書いたが、その根拠は垣内松三の形象理論にあった。
形象理論を理解するために垣内の論文を読んだが、そこまで考えて初等教育の読み方、書き方を教えるのかと唖然とした。
現代では成人でも理解し難い言語に関する考察を尽くした上で初等教育にあたる。
そのような論文を読んでいると、なぜ人間はカルトにはまるのかとか、特攻隊員がなぜ自らの意思で敵戦艦に突っ込んで行ったのかなどが理解できる。
現代ではそれが危険な思想だからと避けることによって大切な概念にたどり着けない状況がある。
しかし、それを理解し尽くせば、カルトにはまることもなくなると思うのだが、大切な概念を超えていく意思がないと、確かにはまってしまうのかもしれない。
その「大切な概念」とそれを「超えていく意思」とはどのようなものかを伝えていきたい。

No.05460 25.11.13 御幣餅

中部地方の郷土料理。
場所によってかなりたくさんのバリエーションがあるそうだ。
僕が食べたのは、円形のものと小判形のもの。
うるち米を餅のように潰すが、微妙に粒感が残るようにする。
それを串や細長い板につけて乾燥させたり焼いたりする。
そこにタレをつけるのだが、そのタレのバリエーションがたくさんあるようだ。
昔、白いご飯が貴重だった頃に、祭りなどのお祝いに食べたそうだ。
今ではいつでもどこでも食べられるが、かつてのありがたみは失われただろう。
それを想像していただく。

No.05458 25.11.11 全山紅葉

長野で富士見台高原のロープウェイに乗った。
ガイドが「今年は異常です。山が上から下まで全山紅葉しています」という。
普段なら高さによって次第に紅葉していくものなんだそうだ。
全長約2,500m、高低差610mのロープウェイの乗り口から頂上まで黄色と赤の紅葉が埋め尽くし、ときどき緑が混ざっていた。
温暖化による異常だというが、こういう異常なら「いいな」と思ってしまう。

No.05455 25.11.05 MARVIN’S ROOM

ラストシーンが素晴らしい。
Prayers Studio がやっている芝居「MARVIN’S ROOM」を見てきた。
ラストシーンで光がキラキラと光る。
それを見て泣いた。
悲しくて泣いたのとは違う。
なんで泣いたのかよくわからなかった。
「ニューシネマパラダイス」のラストで、キスシーンの連なりでなぜかわからないけど泣いたのに似ていた。
何日も考えてやっと落ち着く言葉を見つけた。
「魂の救済」に触れたんだ。

No.05452 25.10.29 2025年10月29日の夕焼け

今日の夕焼けは綺麗だったね。
街中から自転車に乗りながら眺めていたから、途切れ途切れの夕焼けだったけど、広い場所から空全体を見渡せたら、きっと雄大で美しかっただろう。
水色とサーモンピンクが混じり合い、落ち着いて眺めることができたら、うっとりしてただろう。

No.05442 25.10.13 雪の降る街を

女性合唱団アンサンブル・アクア・ジャパンの第一回公演を聞いてきた。
藝大出身者が中心らしく、見事なハーモニーが聞けた。
指揮者の三好郁夫氏は藝大を卒業し1984年からスイスで活動。
三次氏が日本に滞在中にのみ活動するプロジェクト合唱団だそうだ。
長年ヨーロッパ圏にて向こうの言葉で演奏活動してきた三好氏にとって、日本で日本語の曲を指揮することはとても心が震えるもので、その様がよく演奏に表れていた。
そのコンサートの最後の曲が「雪のふるまちを」だった。
それを聞いて古い記憶の扉が開いた。
まず一つは、僕が高校一年の音楽の授業で、期末試験としてこの歌をピアノ伴奏を編曲した上で歌ったこと。
もう一つは、母がユトリロの絵が好きで、この曲を聴くたびにユトリロの描いた冬の街を思い出すこと。
僕は「雪の降る街を」と記憶していたが、調べると、最初「雪の降るまちを」と表記されたが、発表のたびに「雪の降る町を」「雪の降る街を」と変化したそうだ。
アンサンブル・アクア・ジャパンのプログラムには「雪のふるまちを」と記載されていた。
その変遷にはどんな物語が隠されているのか、興味が生まれた。

No.05436 25.10.02 エネルギーを与える

この世の中は不思議なことが起きる。
その不思議なことをかいくぐって、よくぞ生かしてもらっている。
たくさんの不思議なできごとを見せてくださり、ありがとうございます。
こう書いて気づきが来た。
「Mr. Irony」の理由はこれか。