小学生の頃、うちにあった歌唱集にやなせたかしのイラストが入っていた。
その頃にはテレビにもときどき出ていたし、「手のひらを太陽に」という歌の作詞もしていたから、とても有名なイラストレーターだと思っていた。
アンパンマンがアニメになり、誰でも知る存在になったとき、僕が歌唱集で見た頃は大変だったという話を聞いた。
氏が亡くなる一年ほど前、何かの企画でお金が足りず困っていたとき、知り合いが「やなせたかしさんに会いなさい」と言ってくれた。
理由を聞くと、「アンパンマンが出るまで苦労していたので、困っているクリエイターがいると助けてくれる」というのだ。
お目にかかったこともないのにそんなこと頼むのは良くないと思いお断りしたが、一度は会ってみたい方だった。
No.05014 23.07.04 風の又三郎
宮沢賢治の作品を読んでいる。
今朝は「風の又三郎」を読んだ。
僕が小学生の頃、母が「風の又三郎」の本を買ってくれた。
少し厚い本だったから、宮沢賢治の作品が何作か入っていたのだと思う。
その本は箱に入っており、箱から出したときの表紙の風合いを覚えている。
ところが、その本の内容は全然覚えていない。
母に「読んだ?」と聞かれ、「読んでない」と答えたことを覚えている。
以来、ずっと宮沢賢治の本は読んでこなかった。
敬遠していたと言ってもいいかもしれない。
今朝「風の又三郎」を読んで、なぜそうだったのかがわかった。
思いがけない発見だ。
風の又三郎の冒頭にこういう文が出てくる。
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう
これを読んだときはなんとも感じなかった。
ところが、この作品の終わりにもう一度同じように登場する。
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう
どっどど どどうど どどうど どどう
最後の一行がリフレインされている。
これを読んでなぜ僕が宮沢賢治を読まなかったのかが理解でき、同時に涙が流れた。
僕はこの言葉を記憶の底に留めていた。
母が「読んだ?」と聞いたとき、実は僕はすでにその本を読んでいた。
だけど「読んだ」と答えなかった。
なぜか?
「読んだ」と答えたら、必ず母は感想を聞いた。
ところが、なんと答えていいのか分からなかったのだ。
何かが心に引っかかったが、それが何かうまく説明できなかった。
それが説明できないから、読んでないことにした。
記憶って不思議だなと思う。
小説の冒頭を読んでも何も思わなかったのに、終わりになって出てきた、ほとんど同じフレーズを読んではじめて、消した記憶を思い出した。
還暦を過ぎてこれを知ることに深い意味を感じる。
その意味が何かは、とても長い話になるので、いつか別のところで発表する。
No.05002 23.06.17 原口一博氏の国会答弁
原口一博氏の風貌が変わった。
がんに罹患したそうだ。
アレとの因果関係を調べようとしたが、国会議員でも調べられないという。
それで岸田総理に詰め寄るような質問をした。
政治はいま大混乱の中にあるが、マスメディアはそれらを伝えない。
原口氏のもっと突っ込んだ話はネット上で見られる。
No.05001 23.06.16 明治生まれと昭和生まれ
僕が子供の頃、明治生まれの人は随分と立派だった。
明治・大正・昭和と、三つの時代を生き抜いている。
「すごい」と思ってた。
今自分が昭和生まれで、昭和・平成・令和と、三つの時代を生きてきた。
まったくすごい雰囲気はしない。
きっと戦争がなかったから。
「生き抜いてきた」という感じがしない。
ありがたいことだ。
No.04973 23.04.27 須原一秀
映画「PLAN75」を知り、須原一秀を思い出した。
哲学者だったが、『〈現代の全体〉をとらえる一番大きくて簡単な枠組』という著書で「哲学の不成立」を主張し、以来社会思想研究家を名乗る。
哲学的事業として自死について考察し、宣言通り自死し、その後、残された原稿が「自死という生き方」というタイトルで出版されました。
論旨が明確で潔い人でした。
はじめて出版した『超越感覚』を読み始めました。
これで須原氏の著作は全て読んだことになります。
No.04972 23.04.26 ラマヌジャン
映画「奇跡がくれた数式」を見た。
きっかけはTwitterに流れてきた数式。
ラマヌジャンの円周率公式と書かれ、複雑な級数が書かれていた。
なんだこれ? と思い、ラマヌジャンを知る。
インドに育ち、母親から厳格な宗教教育を受け、その結果、ナーマギリ女神から数式を与えられたそうだ。
なぜラマヌジャンがインドで正式な教育も受けず、複雑な数式を生み出すのか誰も理解できない。
だから彼の生み出す数式はたわごととしか思われなかった。
第一次世界大戦の直前、当時の偉大なる数学者たちに手紙を送るが、みんな無視された。
ところがゴドフリー・ハーディがその手紙を読み、はじめは共同研究をしているリトルウッドのいたずらだと思うが、リトルウッドが否定するのでよく読むと、自分が証明した未発表の内容などが含まれていて、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに招聘する。
大学で認められるためには証明が必要だ。
ところが、ラマヌジャンの数式は神から与えられたもの。
それを証明するのに苦労する。
この前後の状況に心動かされた。
No.04952 23.03.18 踊る相方
僕が暗い顔をしていると、相方が踊り出す。
まったくバカな踊りを。
手をあげて腰を振って足踏みして踊る。
おかげで素に戻れます。
ありがとう。
No.04951 23.03.17 ボビー・コールドウェル
昔、携帯電話がまだ四六版の本ほどの大きさだった頃、通信料がバカ高いので、お金持ちや仕事関係で持たざるを得ない人しか携帯電話を使っていなかった。
その頃の僕は携帯電話の代わりとして、留守番電話とポケットベルを組み合わせて使っていた。
外出中の僕に誰かが至急連絡を取りたいとき、うちの留守番電話に録音してもらう。
すると自動的に録音されたことがポケットベルに発信される。
ポケベルを見て公衆電話からうちの留守番電話を聞いて、連絡取りたい人に折り返していた。
うちの留守番電話はBGMがボビー・コールドウェルの「スペシャル・トゥ・ミー」だった。
それはデビューアルバムの一曲目。
パーラメントのCFに取り上げられて、久しぶりの来日公演も聴きに行った。
ボズ・スキャッグスの「ハート・オブ・マイン」もいい曲だ。
僕の生活のいろんな場面を彩っていただきました。
ありがとうございます。
R.I.P.
No.04935 23.02.21 アルピ・アルト
アルピ・アルトをご存知ですか?
アルメニアのシンガーソングライターだそうです。
YouTubeにたくさん動画があるので聞いてみてください。
高い声も綺麗ですけど、僕は低い声にやられました。
歌っているときに、彼女の魂が歌と一緒にいる感じがします。
No.04932 23.02.18 遥かなる影
バート・バカラックが亡くなった。
カーペンターズが彼の作品を何曲か録音しているが、有名な一曲が「遥かなる影」だろう。
自転車を漕ぎながら歌っていたら、メロディーに合う和訳ができた。
なんで、鳥たちが、寄ってくるの?
私と 一緒ね 大好き
なんで、星たちが、降ってくるの?
私と 一緒ね 大好き
あなたが生まれたとき天使が降りてきて
肩の上に乗る
ミラクルなオーラがあなたのからだを包む
だから、女の子たちも、寄ってくるの
私と 一緒ね 大好き
あなたが生まれて天使が降りてきて
肩の上に乗る
ミラクルなオーラがあなたのからだを包む
だから、女の子たちも、寄ってくるの
私と 一緒ね 大好き
私と 一緒ね 大好き
ワーアアアアー
そばに
ワーアアアアー
いさせて
ワーアアアアー
そばに
ワーアアアアー
いさせて

