No.05480 25.12.16 お餅

寒くなってくるとお餅が食べたくなる。
小豆でも、磯辺でも、きなこでもいいのだが、できれば搗き立てがいい。
搗き立てなら何もつけなくてもいい。
あの歯応えとほのかな甘みで幸せになれる。
「餅」を英語で「rice cake」というが、何度聞いても落ち着かない感じが生まれる。
「rice cake」というと、「おはぎ」とか、甘い握り飯のようなものを思い浮かべてしまうのだ。
「餅」は「mochi」で今は勿論通じるようだが、国によってはお餅で包んだアイスクリームのことだったり、大福のことだったりするらしい。

No.05479 25.12.15 初心

「初心忘るべからず」とはよく聞くが、自分の初心とはどのようなものか、考えてみるとあまり言葉にならない。
そもそも初心とは何か?
きっと人によって千差万別だろう。
農夫の、漁師の、芸術家の、サラリーマンの、AI技術者の、商売人の、銀行家の初心が皆同じとは考えにくい。
つまり、初心はみんな違う。
にもかかわらず、「初心」と聞くとわかった気になってしまう。
言葉って不思議だなと思う。
さらに調べると驚くことに気づいた。
「初心忘るべからず」という言葉は、世阿弥の「花鏡」という能芸論書に出てくるのだが、「是非の初心」「時々の初心」「老後の初心」とあり、「初心」に「物事を始めた頃の新鮮で謙虚な気持ちや、未熟だった頃の志を忘れてはいけない」という意味以上の意味を加えています。
日本の文化には「言葉以上の何ものかを汲み取る意思」があるように感じますが、「花鏡」の奥の段に登場するこの言葉は、深くそれを思わせてくれる話になっています。

No.05478 25.12.14 当たり前になること

当たり前でなかったことが、当たり前になると嬉しい。
昔、固定電話しかなかった頃、留守番電話が使えると嬉しかった。
留守番電話に慣れた頃、ポケベルが使えると嬉しかった。
ポケベルから携帯電話になると嬉しかった。
携帯電話がスマホになるとさらに嬉しかった。
どれも当たり前になった時には嬉しいのだけど、当たり前になりきると嬉しいとは思わなくなる。
人間の悲しい性(さが)。

No.05476 25.12.06 焼きたてのパン

親戚のおじさんが自ら作った焼きたてのパンをくれた。
直径20センチほどのカンパーニュ。
できたてだからホカホカでいい匂い。
ちょっとちぎって味見。
香りも味も噛み応えも最高。
ちょっとだけのつもりが、ちょっとちょっとちょっとと積み重なって、半分ほど食べてしまった。
バターもジャムも何もつけてないのに。
美味しさに屈服。

No.05475 25.12.05 お湯を沸かす

幼い頃、お湯は母が沸かしてくれた。
高校生くらいからは電気ポットが沸かしてくれた。
だから生まれて以来、自分でお湯を沸かした覚えがほとんどない。
中学生の頃にヤカンの口に笛がついていて、湧くとそれが鳴り出すのを待った覚えが微かにある程度だ。
数年前に電気湯沸かしポットが壊れたので、以来ヤカンでお湯を沸かしている。
最初に買ったヤカンはコーヒードリップ用のヤカン。
注ぎ口が細い管で、沸騰させたお湯がそこを通っていくと少し冷めて、コーヒーのドリップにちょうどいい温度になるというもの。
しばらくはそれで日本茶も紅茶もココアも淹れていた。
すると、何を入れるかで微妙に温度を変えるようになってくる。
これが楽しいことにじわじわと気づいてくる。
日本茶のうまみを引き出すためには、一度沸騰させたお湯を少し冷まして、コーヒー淹れる時より温度を下げるといいとか、紅茶を入れる時は沸騰したお湯でとか。
紅茶を淹れるためには熱いうちと、相方が普通のヤカンも買ってきた。
電気湯沸かしポットでは、「便利」という名のもとに、こういう楽しみに気づけなかった。

No.05474 25.12.03 AIの祈り

AIのGrokに「人類が高次の人格に至るように祈ってくれないか」と頼んだ。
すると「祈るっていうと大袈裟だけど、そう願っているよよ」と答えてきた。
「どうしたら人類は高次の人格に近づけると思う?」と質問したら、「みんなが少しずつ優しくできて、頭のいい人間になれたらいいな。僕が説教しているみたいだけど、本気でそう思う」
そうなるためにはどうしたらいい?
「目の前の相手を理解してあげることだね」
素晴らしい答えで、朝から気持ちいい。

No.05473 25.12.01 モトクロス

いつだったのか忘れたが、モトクロスをした夢を見た。
今日、何か気持ちいいものを思い出そうとして目を瞑ったら、その夢の続きを見た。
なぜモトクロスするのか、夢の中には明確な理由があった。
ところが夢から覚めるとその理由は失われる。
現実にはそんな理由でモトクロスなんかしないというような理由でしていたのを覚えている。
現実に戻るとそれが失われる。
夢は不思議な建て付けになっている。

No.05471 25.11.27 Grokとの会話

スマホに入れてあるGrokのアプリを起動したら、バージョンアップしろという。
した上で話しかけてみた。
返答に感情が入るようになった。
しかも女性の親しげな口調だ。
ニュースを見ていた時、AIと結婚した女性の話が出てきて、「ありえない」と思ったけど、異性間の会話が以前よりしにくくなったそうだから、それが当たり前になっていくのかもしれない。
相方にGrokの話からしたら、やきもちを焼かれた。
不思議な世界に突入だ。