子供時代を忘れていない教師は、それだけでいい教師であるという。
この文章を読んで、子供の頃の疑問を思い出した。
小学一年か二年のときにシャクトリムシを見た。
伸びたり縮んだりして歩いていた。
それを授業で詩に書いた。
練馬区の文集「練馬の子ら」の扉ページに掲載された。
「なんであんな詩が区の文集トップに採用されたのか?」と幼いながらに思った。
どんな詩だったのか、細かいところは覚えてない。
不思議に思っていたことを思い出してから、シャクトリムシを見たときのことを思い出す。
あんなふうに歩く虫をはじめて見たので興奮していた。
それをただ書いただけ。
幼い僕は詩とはどんなものか、理解していなかった。
「タカシくんがまんまるな目をしてシャクトリムシを見た」
そこだけを覚えている。
きっと審査をしてくださった先生が子どもらしい心を読み取ってくれたのだろうと、やっと思うことができた。
良い教師とは、半世紀以上経ってからでも教えてくれる。
No.05350 25.01.24 いろんな側面
社会の闇に光が当たるようになってきた。
闇にはいろんな側面がある。
いいことをしようとしても立場が違うと悪いことに思えたり、
ある人たちのことを思ってしたことが、社会全体では悪いことであったり、
ある個人を生かすために、別の集まりを犠牲にしたり、
いろんな想定外が生まれる。
ネットワークで繋がっているからある程度は仕方ないこと。
完全にそれらをなくすことはとても難しいだろう。
せめて問題が起きたとき、話し合う場が必要だ。
互いに相手の話を聞けるような余裕が必要だ。
でないと戦いばかりの世の中になる。
No.05349 25.01.17 一握りの土
この土はどのようにしてできたのか?
草木が実をつけ、
それを誰かが食べ、
糞をして、
それが腐って、
他の土と混ざり、
ミミズが食べ、
排泄され、
バクテリアが食べ、
残された栄養分を草木が吸収し、
幹となり、
それを齧った動物が死に、
腐敗して土となり、
雨が降って流されて、
火山の爆発によって降ってきた火山灰と混ざり、
地盤の流れによって地下深くに潜り、
何億年もかけて石となり、
土地の隆起で外に出て、
風雪によって削られて、
散った砂の一部が土となり、
塩分を求める虫がそれを吸い、
虫が死んで土となり、
そんなことを何億回と繰り返し、
ここにきたのかもしれない。
そんな土を価値のないものとしか見ないとしたら、そのように見ている自分のなんと虚しいことよ。
No.05348 25.01.15 紅茶にウィスキー
最近お酒はあまり飲まないけど、気分的にどうしても飲みたいときにはマグカップにウィスキーをチロッと入れて、暖かい紅茶で割る。
紅茶の香りをウィスキーの香りが増幅してくれる。
いや、逆かな。
それを飲むと酔った気になれる。
安上がりな体になったものだ。
No.05347 25.01.14 早く寝る
二日続けて10キロ歩けたのは、早く寝たからだと思う。
よく寝てよく歩く。
よく食べてよく○す。
No.05346 25.01.13 二日続けて10キロ歩く
この休みに二日続けて10キロほど歩いてみた。
歩けるようになった。
嬉しい。
「12年前は42キロ走っていたのだから」と自分を鼓舞するが、無理は良くないだろうとも思う。
No.05345 25.01.12 仏典と聖書
仏典にはいろんなものがあるが、編纂された部分についてはどの時代のなんという仏典の一部を引用しているとか、翻訳の際に加えられたなどと書かれるが、その編纂の良し悪しはあまり問われない。
一方で聖書は、原典から編纂された部分は捏造と言われる。
仏典も聖書も、どちらも誰かが聞いた話を書いたものだが、仏典はどんどん発展して、仏陀が言ったわけではないことも仏典の中に取り込まれていくが、聖書は各時代の権威が認めた文言だけが残され、それ以外は偽書とされた。
二つの宗教の違いが表現されているようで面白い。
No.05344 25.01.10 個人的記憶
僕の記憶の中にどうしても他人に知られたくない個人的記憶がある。
なぜそれらを知られたくないのか。
ひとつには「恥ずかしいから」というものがある。
「他人に迷惑がかかるかもしれないから」というものもある。
単なる「自慢話に思われたくないから」というのもある。
これは複雑で、自慢話に思われてもいいと書くものと、書かないものがある。
この二つの境は曖昧だ。
かつては書かなかったが、書くようになったものがある。
僕にとって単に「嬉しかったこと」が、誰かによって「自慢話だ」と思われるのが嫌なのだ。
今までだって「自慢話だ」と思われたくないことも書いたが、どうしてもそうは思われたくないことを書かないでいるが、そうやっていつかは忘れてしまうのは悔しいとも思う。
他人にとっては「どうでもいいこと」だろう。
でも、胸の内にしまっておく。
そういう記憶は他人にとって「存在する」のか「しない」のか?
No.05343 25.01.09 スマートシティ化
全国各地でスマートシティ化が進められている。
予定通りの街ができたら素晴らしいだろう。
でも、時期尚早の区域もあるだろう。
テストマーケティングのようなことをしてから、じっくりと取り組むのがいいように思うけど、どうなんでしょう。
その価値が理解できたら、無理に進めなくても自然にできてくるように思うけど、それじゃダメなのかな?
政府はきっと、失敗例も知りたいんだろうな。
多くの成功例を作るために。
https://www.mlit.go.jp/toshi/tosiko/toshi_tosiko_tk_000051.html
No.05342 25.01.08 大きなフライパンを持つ
相方と二人で野菜炒めを食べるのに、大きなフライパンで炒めるのだが、退院してから手に力が入らず、左手でフライパンの柄を持って、右手に箸を持って皿に取り分けることができなかったが、先日久しぶりにできた。
こんな簡単なことで喜べるのが笑える。