梨木香歩の小説。
映画にもなったので多くの人が知っている。
中学生のまいは学校に馴染めず祖母に預けられる。
そこではじまる魔女への修行。
それは人を愛するための基礎だった。
「おばあちゃん大好き」と語りかけるまいへの、西の魔女からの答えが印象的。
No.04693 22.01.24 心霊研究会
中学一年のとき、本屋で「UFOと宇宙」という雑誌を見つけた。
創刊号には小松左京や横尾忠則のインタビューが掲載されていた。
その雑誌を手にして学校に行き、友達に見せた。
数人が興味を持った。
その子たちと「よくわからないもの」について語り合った。
そのメンバーのひとりがたまたま「中一時代」か「中一コース」か、雑誌に投稿した。
「心霊やUFOに興味のある人からのお手紙を待っています」
それが掲載され、全国から数十通のお手紙が届いた。
返事をしようと言うことになり、「心霊研究会」の会報を何度か送った。
その第Ⅰ号の発送の日、誰かがこんなことを言った。
「あれ? メンバーはこれで全員だっけ?」
そこには四人の友達がいた。
ところが、そう問われると、確かにもう一人、誰かメンバーがいたような気がした。
寒気がした。
No.04692 22.01.23 バシャール
会社勤めをしていた頃、本屋で不思議な本を見つけた。
『バシャール』と題されたその本は、ページを開くとワープロの原稿をそのまま印刷していた。
当時のワープロは斜めの線がなめらかではなく、ギザギザになっていた。
つまり、当時の普通の本の作り方をしていなかった。
「なんでこんな状態の本を売るんだ?」とかえって興味を持った。
読むと、面白いと同時に不快にもなった。
何度も途中で中断し、しばらくしてまた続きを読むということを繰り返した。
読み終わるのに一年くらいかかったと思う。
読むとわかったようなわからないような、モヤモヤした感じが続く。
ヌミノーゼとはちょっと違うかもしれないが、その入口に立っていたのかもしれないと、いま感じる。
No.04673 21.12.01 全集がそろう
ずっと以前に出版された全集物を集めるのに、全巻一度にそろうといいのだが、それができないとき、古本を一冊ずつ買いそろえる。
今回、エリアーデ著作集が全巻そろったのだが、第11巻だけ箱がない。
なんか残念。w
No.04666 21.11.24 ノーマン
本棚の奥から「ノーマン」という漫画が出てきた。
手塚治虫が1968年に描いた作品。
読んで驚いたのは、「スターウォーズ」と似たシーンがいくつか出てくること。
デススターとそっくりな建造中の人工星が出てくるし、その中にはデススターの中とそっくりな柱状のコンピューターがある。
フォースのような超能力も出てくるし、話も五億年前の宇宙戦争について。
「スターウォーズ」がパクったのではないかと思えるほど。
もしこれが偶然の一致だとしたら、人間の深層心理にこういう元型のようなモノがあるのかもしれない。
No.04664 21.11.22 マルチスピーシーズ人類学
『モア・ザン・ヒューマン』というマルチスピーシーズ人類学についての本を読んでいる。
人間は環境がないと生きていけない。
それは、どんな動物にも当てはまること。
しかし人間はそれをおろそかにしてきた。
環境を大事にするとはどういうことか?
それは、そこに生きている生命をすべて大事にすることかもしれない。
だとすると、そこに生きている動物すべてに、人間と同じような権利を認めることが必要かも。
そのようなことを探るためのマルチスピーシーズ人類学。
人間だけをどんなに大切にしても、環境が大切にされなければ、結果として人間も大切にされてない状態が生まれる。
No.04656 21.11.14 言語存在論
言語存在論を読み終えた。
意味は少しずつ変化する。
意味は、言葉を使う人によって少しずつ違う。
『ヒーリング・ライティング』や『あなた自身のストーリーを書く』に書いておいたことが、言語学者から説明された。
言語学を専門に学んだわけではないので、これでお墨付きを得た感じがする。
No.04652 21.11.10 愛による、個人の全体化
個性を伸ばしていくと、個性同士がぶつかり合って、なかなか合意に至れないと考えがちである。
しかし、テイヤール・ド・シャルダンは、その背景にキリスト的な愛がありさえすれば、互いに認め合うことが可能であるとし、それが人類を統合するための鍵だとした。
みんなが同じ考えを持つべきと考えるのではなく、みんな違ってみんないい状態を、愛を通して生み出すことができるという。
それがいったいどういうことなのか、僕たちはまだ知らない。
No.04651 21.11.09 人間のエネルギー
テイヤール・ド・シャルダンが1937年に、船旅のさなかに書いた「人間のエネルギー」という短い文章がある。
「現象としての人間」を書くにあたっての準備のような文だと思う。
それはテイヤール・ド・シャルダン著作集の第二巻に入っている。
現在の世界を知ると何かモヤモヤした考えに覆われてしまう。
それを吹き払うのにいい。
No.04649 21.11.07 細野晴臣と彼らの時代
たくさんの好きだった曲の間に、いろんな人のいろんな思いがあったことに気づかされる本。
おかげで少し元気になった。

