No.05117 23.12.22 蛇口焼酎

ちょっと前に相方と、お腹を減らして銀座コリドー街を歩いたことがある。
夕飯を食べるにはちょっと遅く、すでに飲み会たけなわな時間であった。
「どこか適当に入ろう」と言っては見たものの、やはり店の様子を窺いながら、端から端まで歩いてしまった。
どこのお店も混んでいた。
「まあいいや」という感じで、一軒の飲み屋に入った。
とにかく何か食べたかった。
席に着くと目の前にタイルの壁があり、蛇口がニョキッと突き出ていた。
メニューを見てびっくり。
「蛇口から焼酎60分無料」
昔、僕がまだ子供の頃、いつか水道のように牛乳が出てくるようになると本気か嘘かわからないような話を聞いたことがあった。
それの焼酎版が、現実に、目の前にあった。
焼酎を割るためのお湯やお茶や、その他いろんなドリンクを頼み、食べ物も頼む。
もちろん、ストレートやロックも可。
60分が過ぎると、330円で30分ずつ延長できる。
酒呑みには夢のようなシステムだ。
若い頃に来たかった。
飲む気満々のあなたに教えてしんぜよう。
店名は「大衆蛇口酒場ぎん天」。

No.05111 23.12.14 また小鳥が来た

今日は曇り空だったけど、あの小鳥たちがまた二羽で来た。
昨日の二羽かどうかは残念ながらわからないけど、同じように来て、今回はかなり慣れた雰囲気だった。
どんなふうに慣れていたのかというと、昨日はバードコールを鳴らすとすぐに飛んでいってしまったが、今日はベランダの手すりでキョロキョロしていた。
バードコールを鳴らしても飛び立たず、この鳴き声はどこからしているのかと探っているようだった。
ガラス窓の内側は鳥からは見にくいのだろうか?
少しずつ慣れて、そばに寄れたらいいな。

No.05110 23.12.13 小鳥が来た

バードコールでやり取りをしていた小鳥がベランダに来た。
ベランダの手すりに止まって鳴いてくれた。
ピーッピーッ
窓の内側から写真を撮り、すぐにバードコールで返事した。
ピー、ピー
彼は飛び去った。
両思いになるのは難しい。
しばらくしたら、二羽で来た。
ピーッピーッ
すぐにバードコールで返事したが、やはり飛び去ってしまった。
初対面はそんなもの。

No.05106 23.12.09 シュトレーン

シュトレーンを買った。
お菓子屋さんに並んでいたそれは、ずっしりと重かった。
うちに帰って包みを開けると、ラップで二重に包まれていた。
開くとシナモンの香りがした。
粉砂糖で覆われていたのでものすごく甘いのかと思ったけど、ナイフで切り分けると、シナモン、ナッツ、ドライフルーツなどが渾然一体となり、落ち着いた味でもっと食べたくなった。
クリスマスパーティーにはこれを出そうかな。

No.05104 23.12.06 龍口明神社

龍口寺の隣にかつて龍口明神社があった。
旧社殿は今も龍口寺の隣に残されているが、立ち入り禁止とされていた。
現社殿は西鎌倉駅から歩いて10分ほどのところにある。
西鎌倉駅に降りたら、不思議なことにその場所を夢に見ていて知っていた。
そこからどう歩いていったら龍口明神社に着くのかほぼ覚えていたが、最後の部分だけ夢とは違った。
夢では歩いていくと道の左側にあったが、現実にはその道を右に曲がってしばらく行ったところにあった。
敷地内に入ると、手前に御神木があった。
夢のなかではその御神木に何かしたのだが、何をしたのかが思い出せない。

No.05103 23.12.05 龍口寺

中学か高校の歴史の授業で、日蓮の「龍ノ口の法難」を習った。
日蓮が立正安国論を唱えるが、それに対して鎌倉幕府の偉い坊さんが迫害を始める。
それで龍ノ口という場所で日蓮を斬首しようとするが、光の玉が飛んできて斬首役人が恐れ慄いて取りやめになるという話。
UFOに興味があったので、光の玉はUFOだったのでは?と思い覚えていた。
それから時がたち、別ペンネームでUFOに関してのファンタジーを書いた。
舞台は茅ヶ崎や江ノ島のあたり。
そしたら何人かの人たちから、「あのあたりで実はUFOを見たんです」という話を聞くようになった。
よく調べたら、龍ノ口とは江ノ島の入り口にあたるような場所。
鎌倉時代からあのあたりには光の玉が飛んでいたらしい。
龍ノ口の刑場跡には今では日蓮宗の龍口寺が建っている。
お世話になっていますとお参りしてきた。

No.05102 23.12.04 他人の心は本当にわからないものなのか

自分の心は自分にしかわからないと書いたが、実は疑っている部分もある。
自分の心は自分でも知り尽くすことが難しい。
確かにその通りなのに、なぜか他人から言い当てられることがある。
スパッと言われて「なんでそんなことわかるの?」と思うことがある。
きっと何かが同調したんだなと思うが、本当にそれだけなのだろうか?
時には誰かの思いを言い当てて「なんでそんなことわかるの?」と言われることもある。
「なんで」を僕も知りたいが、理由のわからぬ「なんとなく」が時々やってくる。

No.05097 23.11.23 大きな岩

今日、公園の前を通ったら大きな岩が目についた。
子供の頃に大きな岩にしがみついたことを思い出す。
それだけで何か嬉しかった。
大人になって岩にしがみつくことはなくなった。
あの感覚を思い出した。

No.05096 23.11.22 気持ちいい状態で書く

「日刊 気持ちいいもの」を書くにあたり最近注意していることがある。
それは「気持ちいい状態で書く」ということ。
「気持ちいい状態を思い出して書く」のとはちょっと違う。
「ああ、あのときは気持ちよかったな、こんなふうに」と書く文章と、「今、気持ちいい状態で書く」というのでは微妙に違う。
それでできあがる文章はもしかしたらあまり違わないかもしれない。
でも、その違いについて最近は考えながら、感じながら書いている。