No.05261 24.08.11 淀んだ空気を祓う

日本には「祓う」という概念がある。
英語にすると「exorcise」というらしいが、ニュアンスがちょっと違うように感じる。
「exorcise」は「悪魔を祓う」という意味で、日本の「祓う」には確かに「魔を祓う」という意味もあるけど、必ずしも「魔」や「悪」ばかりではなく、「淀み」や「不明瞭な感覚」も「祓う」ことができるだろう。
つまり「祓う」には、多神教的なニュアンスが埋め込まれており、必ずしも悪くなくても、意見や解釈が複雑に絡み合っていてほぐすことができない状態を落ち着かせることも「祓う」ことになるのではないか。
「exorcise」は祓えたか否かがはっきりとするが、「祓う」は複雑な状況を抱え込んで白黒つけるというよりは、考えるべきことに意図を向けた結果、「よし」と言える状況かどうかが大切で、無理に解決に追い込まなくてもいいような気がする。
日本のあらゆる部分が祓われ、世界に波及しますように。

No.05260 24.08.10 幻想を追う

気持ちいいものを感じるための瞑想をする。
大地に立って何かを動かす。
風のような、波のような、何かを。
爽快だった。
だけど、言語化が難しい。
それは正しくは、風でもないし、波でもない。

No.05259 24.08.09 将軍

Disney+でヒットしている「将軍」。
TCA賞の最優秀作品賞と最優秀新番組賞、さらにアンナ・サワイが俳優賞を受賞した。
エミー賞では最多25部門のノミネートだそうだ。
9月の発表が楽しみ。
このドラマはリメイクだ。
かつての作品の主演はリチャード・チェンバレン。
日本の俳優は三船敏郎、島田陽子、フランキー堺などが出演していた。
原作はジェームズ・クラベル。
1975年に出版され、1980年に邦訳が出た。
1980年にアメリカで五話のテレビドラマとして放送され、それを二時間程度にまとめたものが、日本ではまず映画として公開された。
父が邦訳本の監修をしていたので、試写会に連れて行ってもらった。
大きな劇場での試写会で、一番驚いて覚えているのは、三木武夫元総理大臣が来ていたこと。
映画は、長い話を短くまとめられていたので、不満が残った。
当時の邦訳本は三巻だったが、最近新しく四巻に編集し直されて発売された。
44年ぶりに父の解説を読んだ。

No.05258 24.08.08 昔の夕立

僕が幼い頃、夏には夕立が降った。
夕方前に入道雲が発達し、いつしかその雲に覆われ、土砂降りが降った。
雷も鳴った。
稲妻が走った。
でも、最近の豪雨より可愛かった。
降り止むと虹が出た。

No.05256 24.08.06 根源を思い出す

自分はなんで生まれてきたんだろう。
自分は何をしようとしているんだろう。
自分は何をしたいんだろう。
直接思い出せない僕は、気持ちいいものを思い出すことで、らっきょうの皮をむくように少しずつ、根源を思い出そうとしてきた。
根源のまわりについていた皮はかなり落ちた。
認めるのか、そこに現れたドーナツの穴を。

No.05255 24.08.05 大事なこと

日本政府がすべきことは、国民が安心して暮らせるようにすることのはず。
医師がよりよく暮らせるように、薬を処方するように。
電力会社が安心して、電力を使えるようにするように。
知事が地方行政に嘘を持ち込まないように。

No.05254 24.08.04 桑の葉茶

麦茶、ルイボスティー、松の葉茶、バジル茶、紅茶、緑茶、といろんなお茶を飲んできたけど、新たなお茶を試してみた。
おいしいのだろうか?
まずくはない。
おいしいとはまだ言えない。
悪くはない。
いつかおいしいと思えるかもしれない。

No.05253 24.08.03 新たなリズム

歩くテンポ。
時を刻む振り子。
呼吸の間合い。
心臓の鼓動。
浜辺の波音。
海鳥たちの鳴き声。
潮の満ち引き。
子供の笑い声。
街角を過ぎていく車のノイズ。
キーボードを叩く音。
永遠の循環。
時とともに生まれる干渉。
巡り混ざって新たな命(リズム)に。

No.05252 24.08.01 気持ちいいものを感じると眠くなる

気持ちいいものを感じようと瞑想状態になると、たいてい眠くなる。
いろんなことが一度に起きていることがわかる。
まず、過去の思い出がたくさんある。
それらが一度に浮上する。
全部ではない。
その日によって違うが、いろんな思い出がたくさん一度に思い浮かぶ。
一方で、たくさんの未来が見える。
それはほとんど空想だろう。
そして、いま。
いまのこともたくさん見える。
立場によって違ういろんなことが。
それらが一度に降りかかってくるので、何を感じているのかはよくわからない。
折々に目立つことが浮上する。
そして消えていく。
まるで夢を見ているようだ。
そして、実際に夢に堕ちていくことがある。
現実と夢の境にいるとき、言葉はない。
いろんな出来事が、今までとは違う繋がり方をする。
どんなつながりも、ひとつの命の誕生だ。
すべての出来事が祝福になる。