No.05540 26.05.25 新編 日本の面影

ラフカディオ・ハーン、小泉八雲のエッセイを読んでいる。
「新編 日本の面影」は「知られぬ日本の面影」からの抜粋とのこと。
日本に来日してからの二年間が綴られている。
読んでいると切なく感じる。
この切ない感じはなんだろうと探ると、バリ島に行ったときのことを思い出した。
学生の頃、ガムランのCDを聞いてゾッとしたこと。
そののちに観光して、バリの人たちの暮らしも見てみたいと思ったこと。
かつて日本の正月三が日は異様なほど静かだったが、それと同じようなニュピという祭があり、それにどうしても行きたくなったこと。
それから数年して、ゾッとしたガムランの演奏をしていた一族のお宅にホームステイすることになったこと。
実際に行って感じたことなどが、ハーンの日本紀行から立ち上ってくる。
結局、江戸末期の日本の、そしてアジアの魂に触れたいんだなと思う。
でも、もうどこに行ってもそれは薄れてしまったのだろう。
それを求めて日々さまよっている。