相方が毎日仏壇に手をあわせる。
僕も二、三日に一度は線香をあげる。
だからひと月もするとお線香立ては燃えさしの線香の根元が数十も溜まるので、線香を立てにくくなる。
すると相方は灰からピンセットで燃えさしを抜いていく。
一本一本抜いてはお線香立てのふちでトントンと灰を落としてティッシに取る。
はじめのうちはたくさんあるから簡単に取れるが、ある程度取り切るとなかなか探せなくなる。
すると相方は灰の中をピンセットでぐるぐるとまわしながら探り出す。
繊細な感覚を研ぎ澄まして探していく。
それを隣で見ているのが好き。
No.05394 25.06.14 社会的リフレーミング
拙著「ヒーリング・ライティング」や「あなた自身のストーリーを書く」にリフレーミングについて書いた。
リフレーミングは個人の心で起きることだが、それが社会全体で一度に起こるような気がしている。
例えば、ウクライナとロシアや、イスラエルが中心となっている戦争について、多くの人はそこに恐怖を感じていると思う。
それがひっくり返る。
政治は世界中で混乱している。
理由は明確で、インターネットのおかげで政治家たちが裏で行なっていた不正や秘密にしておきたかったことが表に出てくるようになったから。
リーダーたちのあまりもの傍若無人ぶりに一般民衆が呆れ返って批難を通り越して馬鹿にしたり、支持をやめたりし始めているように感じる。
ある一線を越えることで社会的リフレーミングが起こり、一般民衆が目覚め、社会が別の位相に飛躍するのではないか?
No.05393 25.06.13 増山 ゆかりさん
増山さんはサリドマイド・サバイバーだ。
NHKにも二度ほど取り上げられている。
番組名は「薬禍の歳月・サリドマイド事件50年」と「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」。
増山さんに会ったのは2001年。
田口ランディさんと一緒に主催した「飛ぶ教室」に参加してくれた。
はじめて会ったとき、口から胃が飛び出るかと思うほど驚いた。
サリドマイド胎芽症で両腕がなかった。
ところが本人はとても明るいし活発だった。
特別仕様の乗用車を足だけで運転していた。
僕はどう接して良いのかわからなかった。
それからしばらく音信不通だったが、数年前にfacebookで再会した。
サリドマイドの薬害は胎児に及ぶ。
だから胎芽症のひとびとは今みんな60歳前後。
かつては両親に支えられていた人達も、今はそれぞれが頑張って生きている。
だけど生きていく意味を失いかけるような人がいる。
その様子を見て、幼い頃一緒に育てられた友人などに会って、増山さんは一肌脱ぐことを決めた。
「このままでは何かがいけないような気がする」と感じて。
ドイツではサリドマイド・サバイバーがグループを作って支え合っているそうだ。
その様を見て、似たことが日本でできないかと奮闘している。
6月22日にサリドマイドシンポジウムを開催することを決めた。
そのあとには国際サリドマイドシンポジウムを日本でやるそうだ。
サバイバーたちを力付け、ともに生きるために。
なんとも天晴れな人だ。
http://thalidomide.jp/?p=160
No.05391 25.06.08 菊理媛神(くくりひめのかみ)
2002年に出版した「あなた自身のストーリーを書く」に菊理媛神の話を書いた。
菊理媛神は白山神社や白山比咩神社の御祭神で、日本書紀に一度だけ登場する神様。
イザナギのみことがよもつ平坂でイザナミのみことと別れるとき、菊理媛神が何かを言うと、イザナギのみことが誉めるのですが、菊理媛神が何を言ったのかはわかりませんでした。
ところが、あの本を書いて23年も経ってから、「なるほど」という気づきがありました。
素晴らしい秘密でした。
今年、政治界隈で不思議なことが連発しています。
日本も変ですが、世界中変です。
菊理媛神の隠された言葉が実現するんだなと思った。
No.05384 25.05.20 ホウキとチリトリ
腰の曲がったおばあさんが、近所にある大きな公園に、ホウキとチリトリを持ってやってきた。
掃いてゴミを集めて帰っていく。
公園は外周二キロはある。
チリトリひとつでは取りきれない。
でも、気持ちが嬉しい。
ありがとうございます。
No.05379 25.04.30 つつじからの飛躍
練馬駅そばの平成つつじ公園でつつじを見てきた。
かつてうちの玄関につつじが植えてあった。
それを思い出す。
そこから飛躍して地面があるのは大切だと思う。
土に触れられるから。
今はベランダにある鉢植えの土ぐらいしか触れない。
土は生命を育む大きな謎だ。
子供の頃に泥んこ遊びできたのは大切なことだったと今なら思える。
あらゆる命は土がないと生きていけない。
生命循環の大切な鍵。
No.05378 25.04.09 桜吹雪
昨日の朝、せっせと、そしてヨボヨボと歩いていたら、風が吹いて桜吹雪が舞い降りてきた。
まわりにいた人たちがわーっと歓声を上げた。
ハラハラとまう花びらがあまりにも美しかったので動画を撮りたいとiPhoneを出したが、間に合わなかった。
あの美しさ。
父が息を引き取ったその朝、病室の窓を開けると、階下にあった桜の木から、水に墨汁を流したように静かに、流れていった桜吹雪。
数日前に車椅子に乗せ、一緒に見上げていたのに。
No.05375 25.04.01 さんぽ
ほぼ毎朝散歩しているが、なんとなく気分が落ち込むときもある。
以前のようにさっさと歩けないので、なんとなく歩速が落ちたりする。
そんなとき、聞いていた音楽がサッと変わり、「となりのトトロ」の「さんぽ」という曲がかかった。
あるこう あるこう わたしはげんき
というあの曲だ。
それを聞いた途端にせっせと歩き出した自分がおかしかった。
No.05374 25.03.23 島にがり
沖縄の海で取れたという島にがりを買った。
豆乳を買ってきてトロトロと温め、頃合いを見て島にがりを投入。
火を止めて撹拌すると、しばらくして豆腐の出来上がり。
すくって食べてニヤリ。
No.05368 25.03.12 日向ぼっこ
作務衣のような黒い服を着て朝日にあたる。
寒い日でもかなり暖かくなる。
太陽は偉大だと思う。
本を読むのもよし、瞑想するのもよし、居眠りするのもよし。

