No.05091 23.11.15 水と二酸化炭素から軽油を作る

京都大学名誉教授の今中忠行氏が水と空気中の二酸化炭素から軽油を作る技術を確立したという。
水に紫外線を当て、そこにマイクロバブルにした酸素と二酸化炭素を通すと軽油ができてくるそうだ。
技術の細かいことは論文になっていて、各国の特許も取っているとのこと。
生成機器に使う全電力より生まれる軽油によるエネルギーの方が多くなるという。
信じられない技術を生み出した。
これが本当なら世界の在り方が変わってしまうかも。

No.05090 23.11.14 この世界にはたくさんの解釈がある

チチェン・イッツァに行った日、「この世界にはたくさんの解釈がある」とか「この世界は多次元だ」とか、言われた気がした。
まったく不思議な体験。
それまでにそんなことは一度もなかった。
そして、「それを深く探究しろ」とも。
当時の僕には「何だそれ?」としか思えなかった。
でも、今となっては宝物の体験だった。
ありがとう。

No.05089 23.11.13 ドーナツの穴

あなたは目の前にドーナツの穴を見ることができるだろうか?
ここにもそこにもあそこにもある。
ドーナツがあればドーナツの穴を見ることができるが、ドーナツがないとその穴だけは見えないと思い込んではいないか。
ドーナツの穴は単なる空間だ。
どこにでもある空間。
あなたはドーナツの穴がどこにでもあると思えるだろうか?

No.05088 23.11.12 信じて味わう

見たことのない絵を見たり、聞いたことのない音楽を聴いたり、まだ読んだことのない小説を読んだりするのは、その作者や表現者のことを信じているから。
信じることができないと味わうことができない。
表面を撫でてすぐに腑に落ちる作品はそれでいい。
味わわないと感じることのできない何かがある作品とは、しばらくじっくり一緒にいたい。
奥に入ってはじめて体験できる何かが現れてくる。

No.05087 23.11.08 言葉は事端

本を読んでいて、「事端」という言葉を見つけた。
「事端」と書いて「じたん」と読ませる場合、意味は出来事のきっかけのことをいう。
一方で「事端」と書いて「ことば」と読むことがある。
それは古い「ことば」に漢字をあてる際に「事端」と書いたそうだ。
その意味は、もちろん「ことば」。
そしてそのニュアンスが面白い。
ある出来事を表現する時、文章では「事の端」程度のことしか伝えられないから「事端」なのだそうだ。

No.05086 23.11.07 やってみないとわからないでしょ

SHOGENさんのことをアムリッタ朝子さんが知ったきっかけを教えてもらった。
へぇーと驚く。
「今日、誰のために生きる?」だけではなく、かつて自費出版された絵本「やってみないとわからないでしょ」も買った。
「今日、誰のために生きる?」にも登場するザイちゃんが主人公だ。
ザイちゃんが可愛くてキュンキュンする。
いい歳のおじさんをキュンキュンさせるワールドワイドなザイちゃん。

No.05085 23.11.05 小鳥たちとの会話

うちの前にある桜の木にシジュウカラやメジロが高い声でさえずっていた。
そこでバードコールを出して鳴らしてみた。
すると、はじめのうちは鳴き声のやり取りができたのだが、しばらくしたら少し違う声が混ざっていると気がついたのか警戒音のような鳴き声になって、一斉にいなくなってしまった。
しばらく待っていると帰ってたきた。
小鳥たちは用心深い。
鳴き始める。
再びバードコールを鳴らすと、今度はそのやりとりに興奮していたようだ。
小鳥たちと意思疎通ができたようで楽しかった。

No.05083 23.11.03 亀の子束子本店に行く

No.05066に相方が亀の子束子本店に行ったことを書いたけど、僕も行ってきた。
亀の子束子という古い商品を、どのように現代に根付かせているるのか興味を持ったから。
日本は古いものと現代のものとをフュージョンするのが上手であり、だから、100年、200年以上続く企業が世界で一番多く、1000年も続く企業も20社以上あるのではないかと思う。
坂井直樹氏にあこがれて来日したデザイナー、グエナエル・ニコラ氏は、日本の魅力は時代を超えたデザインが現代に同居していることだと指摘していた。
(詳細はこちらに。https://www.tsunabuchi.com/waterinspiration/p1816/)
古くても人を笑顔にする商品、それはどんなものかという説明はうまくできない。
そういうものにまずは触れることが大事かなと思った。

No.05082 23.11.02 チキンポットパイ

ケンタッキーフライドチキンのチキンポットパイのCFを見た。
チキンポットパイと言えば、高田馬場にあったボイルストンのチキンポットパイが懐かしい。
そこには何十種類ものバーボンが常備され、フェスティバルには100種類が用意された。
新聞紙に印刷されたようなバーボンリストを眺めて、その日飲むボトルを決めた。
そこでいろんなバーボンの味を覚え、会社での憂さを晴らしていた。
あれば必ず頼んだのが、チキンポットパイとシーフードパイ。
美味しくて楽しかったな。