深くて透明な川の河原にいて、何かが来るのを待っている。
水中には大きな黒い岩が三つあって、それらに順番に乗っていくことで向こう岸に着くことができる。
黒い岩に乗らないと深い川底に引き込まれてしまうようだ。
向こう岸は岩でできた崖で、それに触れて帰ってこなければならない。
時を待って渡ることにした。
最初の岩はこちらの岸のすぐそばにあったから簡単に渡れた。
その岩に乗れば水の深さはひざ程度。
次の岩は少し離れていて泳いで渡る。
深いところほど流れが早く、危うく巻き込まれそうになるが、無事に渡れた。
立ち上がると岩の上に立って深さは腰程度。
最後の岩に渡ろうとする。
泳がずにも足を広げて渡ることができた。
三つ目の岩の上に立つと水の深さは足首程度。
向こう岸の崖には容易に触れた。
帰ろうとすると、来るときは川下に少し流されても構わなかったが、帰るためには水の流れに逆らわなければならないことに気づく。
何度か流されそうになるが、無事に帰ることができた。
往復できて嬉しかったが、なぜ向こう岸の崖に触らなければならなかったのか、理解できずに困った。
嬉しい感覚と困った感覚が心に同居する不思議な夢。


