No.05311 24.11.07 欠乏という恵み

十数年前、友人が亡くなりました。
その翌々日、「本当に全てのものが流れ去っていくな」と思っていたとき、不意に「欠乏こそが恵みである」という言葉が出て来ました。
その瞬間は「なんだそれ」としか思いませんでしたが、時間が経つと確かにそうだなと思うようになりました。
そのときのことを文章にしてどこかに残したはずだと思い、探しました。
Healing Writing のサイトにありました。
http://www.healingwriting.com/blog/?p=224
うっすらと覚えていたことですが、はっきりと文章で読むとなるほどと思います。
生きているって不思議だな。

No.05285 24.09.22 100歳

昨日、父の誕生日でした。
生きていたら100歳。
父は「敗者の文学」を追求していました。
僕が幼い頃は、「勝者の文学」を追求したほうが儲かって良いと思っていましたが、最近になって、やっとその深い意味が分かってきた気がします。
父さん、100歳の誕生日おめでとう。

No.05281 24.09.12 幸せであること

幼い頃、ジュースが飲みたいと駄々をこねました。
僕が幼かった頃は近所にコンビニなんてありません。
そこで母はどうしたか。
コップ一杯の水を僕に持たせて「美味しい、美味しい」と言いながら飲ませたのです。
僕は最初不満でした。
でも、飲んでいるうちに水が美味しく感じられたし、飲み終わると喉の渇きも取れてました。
そこで母に「美味しかったねぇ」と言われると、それで満足してしまいました。
子供だったからそれで済まされたという見方もできますが、ときどき大人になってからもそのことを思い出すことがあるのです。
今の状況に満足できること。
これってとても大切なことがあるのです。
人間はすべての欲を満たすことはできません。
それに執着をしだすと大変なことになります。
現状で満足する。
そして幸せを噛みしめる。
欲に振り回されるのではなく従える。
幸せであることは、いつでも生み出すことができるのです。

No.05261 24.08.11 淀んだ空気を祓う

日本には「祓う」という概念がある。
英語にすると「exorcise」というらしいが、ニュアンスがちょっと違うように感じる。
「exorcise」は「悪魔を祓う」という意味で、日本の「祓う」には確かに「魔を祓う」という意味もあるけど、必ずしも「魔」や「悪」ばかりではなく、「淀み」や「不明瞭な感覚」も「祓う」ことができるだろう。
つまり「祓う」には、多神教的なニュアンスが埋め込まれており、必ずしも悪くなくても、意見や解釈が複雑に絡み合っていてほぐすことができない状態を落ち着かせることも「祓う」ことになるのではないか。
「exorcise」は祓えたか否かがはっきりとするが、「祓う」は複雑な状況を抱え込んで白黒つけるというよりは、考えるべきことに意図を向けた結果、「よし」と言える状況かどうかが大切で、無理に解決に追い込まなくてもいいような気がする。
日本のあらゆる部分が祓われ、世界に波及しますように。

No.05243 24.07.20 誰かのせいにするのをやめる

世間で起きることはすべて、誰かのせいだと思い込んでいる。
これはかつての人間の性質だ。
人間が言葉を使い続ける限り、そこから抜け出すのは難しい。
言葉は何かを他から隔絶するから。
「あの事件の犯人」というと、その人だけが悪い人のように思えてくる。
でも、前後関係をつぶさに見ていくと、その人が犯人にならざるを得なかった理由が見えてきて、その理由を作っている周囲の状況が見えてきて、その状況を作っているのは人間の思い込みだったりして、その犯人が犯人になってしまったのは、周囲の状況がそうだったからとしか言いようがなくなり、それでも「犯人が悪いよね」と結果づける。
そして、犯人が生まれてしまう状況はそのまま残される。
そしてまた、誰かが犯人になる。
こういう状況を現代は多くの人が理解するようになってきた。
でも、まだ簡単には解決できない。
考えるべきことが多すぎるから。
でも、認識したことはいつか解決される。

No.05227 24.06.16 腐海

気持ちいいものを追求しすぎると「不快」が現れてくる。
きっと過ぎればなんでも裏返るのだろう。
「風の谷のナウシカ」で汚れ切った環境の中に腐海ができてくるのも、自然環境が極端になったものを裏返してくれるからだろう。
ウクライナ本土とクリミア半島のあいだに横たわるアゾフ海の西岸に腐海があるのも、戦争から平和へと、極端になった人類の裏返りを暗示していたらいいなと思う。

No.05159 24.02.28 世界が変わるとしたら

世界が変わるとしたら、何が起きるのか考える。
いま世界が抱えている問題がすべて解消されるとしましょう。
どんな問題があるのか、思い浮かべてみましょう。
それらが解決されたら、世界は自然と変わりますよね。
その変化が起きないのは、自分が諦めているからかも。
もしそうなら、その諦めを手放しましょう。
変化したのちの世界を思い浮かべましょう。

No.05146 24.02.10 人でいっぱいの浅草寺

浅草寺に行ってきた。
いろんな言葉でいっぱいだった。
いろんな国の人たちでいっぱいだった。
いろんなところで記念撮影するので歩くのに苦労した。
和服を着た外国人、
ムスリムの服を着た人、
カップルで何語かわからない言葉を話している人々、
寺社でのお参りの作法を全然知らない人、
そんな人達がお参りしようとするので、
列がなかなか進まなかった。
でも、みんな幸せそうで楽しかった。
幸せになって、平和になろうね。

No.05123 24.01.01 初日の出

快晴でいい初日の出でした。
龍が空に登っていくように、この文章を読んだすべての人が素晴らしい一年を過ごされるでしょう。
それぞれに素晴らしさは異なるでしょうけど、みんなが違うことをして、世の中全体はうまくいきます。
僕にはできないことをしてくださって、ありがとうございます。
みんなで幸せを作っていきましょう。

No.05122 23.12.31 2023年

今年もあと数十分で終わります。
この一年、いろんな人に出会い、助けられ、なんとか生きてきました。
ありがとうございました。
病気の方も、少しずつ快復に向かっています。
来年はどんな出来事が起きるのか、楽しみにしています。
良い年をお迎えください。