No.05510 26.03.15 救命浮き輪のクッキー

パレンタインデーにチョコをもらい、お菓子業界の戦略に乗ってそのお返しを考えなければならなくなったとき、ふと思い出したのが、幼い頃にいただいた缶入りのクッキーだった。
「白地で縦に紺の帯が入り、その真ん中に船舶用の救命浮き輪が描かれていた缶に入ったクッキー」と相方に伝えると「それ私も覚えている」という。
昭和生まれの人なら一度は食べたことがあるのではないか?
そのクッキーがどこのどのようなクッキーか忘れていたが、「白地で縦に紺の帯が入り、その真ん中に船舶用の救命浮き輪が描かれていた缶に入ったクッキー」と検索すると「それは泉家東京店のクッキーだろう」とAIが教えてくれた。
昭和の家庭にはその缶がいくつかあったように覚えている。
その頃は百円ショップのような店がなかったので、使い勝手の良さそうな缶は別の用途に使われるようになり、何かの物入れとしてよく机やテーブルの上に置かれていたように覚えている。
そのクッキーをデパートに行って見つけて買った。
自分でも食べてみた。
懐かしい味だった。
シナモンなどの香辛料がプンと香る歯応え硬めのクッキー。

No.05509 26.03.11 目を瞑る

目を瞑って気持ちいいものについて思い出す。
次々と思い出していく気持ちいいもの。
それぞれの気持ちいいものが感覚でつながっているように思える。
その中でまだ書いてないものを探していく。
探しながら感覚のつながりが区別できなくなって多次元のコラージュになる。
訳のわからない繋がりの塊。
それが僕の夢になる。
そうなってしまうと眠っている。

No.05508 26.03.10 豆を煮る

煮豆を食べたくなって作った。
乾燥して丸い大豆を一晩水につけ、楕円形の大豆にする。
それを出汁昆布を入れて軽く沸騰させたお湯に少量のお塩と入れて十五分ほど煮る。
ほぼ豆の味だけの煮豆の出来上がり。
こういうシンプルなのが好きなんだよ。

No.05507 26.03.09 感情のやり場

ニュースショーではWBCでの侍ジャパンの快進撃を伝えている。
でも、いまひとつ楽しめない。
侍ジャパンの話の前後にイランの話が伝えられる。
日本の外相がイランを批難したそうだ。
ボロボロになったイランを。
中東諸国を攻撃するなと。
であれば、アメリカもきちんと非難すべきだろう。
侍の名が廃る。
外相は侍ではないか。

No.05506 26.03.04 ロビー

映画「禁断の惑星」にロビーというロボットが登場する。
宇宙戦艦ヤマトのアナライザーやスター・ウォーズのR2D2に雰囲気が似ている。
そのおもちゃが かつてうちにあった。
兄が買ってもらったものだと思われる。
まだ幼かった頃の微かな思い出。
「禁断の惑星」は観たことがなかったので、先日サブスクに見つけて鑑賞した。
僕が生まれる五年前の映画。
円盤に乗って超光速移動した先の惑星で月をふたつ見て、惑星ソラリスのように深層心理に翻弄される。
幼い頃の忘れ物をやっと見つけたような感覚がした。

No.05505 26.03.03 桃の節句

「節句」というと「祝う」というイメージがありますけど、色々調べていくと、かつては「邪気を祓う」ための行事だったようです。
桃は長寿のための仙果であり、人形はひとがたとして「流し雛」として使っていました。
今日の行事をおこなうことで、女の子の長寿を願い、邪を祓う。
大和撫子が育ちますように。