No.05440 25.10.11 ひっぱりだこ飯の壺

「ひっぱりだこ飯」という弁当を、相方が出張帰りに買ってきてくれた。
タコがたくさん入っていて美味しかった。
その器が陶器でできた蛸壺風だったので洗って使うことにした。
ビーフシチューを作ってそこに入れると、保温性が良くてなかなか冷めない。
しばらくたってもアッチッチなビーフシチューが食べられた。
次はカレーでも入れてみようかな。

No.05429 25.09.11 チョコようかん

江ノ島駅のそばに玉屋カフェがある。
かつてようかん専門店だったが、今はカフェを併設した。
専門店だった頃は古い日本建築でできていた。
リノベして明るい雰囲気になったが、落ち着いた趣は今も残っていて、江ノ島に行くと必ず立ち寄る場所になった。
そこが新商品「チョコようかん」を発売した。
口に含むとチョコレートの味がする。
見事な再現力。
ところが噛むと、噛み心地がようかんである。
チョコレートであり、ようかんである。
不思議な感覚だ。
口の中で本物のチョコレートは温度で溶けるが、チョコようかんは噛まないと飲み込めない。
暑い夏にドロドロに溶けたりしないからいいかも。

No.05409 25.07.25 朝粥

伊勢神宮下宮の入り口近くに朝粥を食べさせるお店があった。
今もきっとある。
それを頼むとお盆に載ってきた。
白木のお盆で小さな白い器が整然と並べられ、その美しさに唸った。
神宮の美しさが粥のお盆に盛られていた。

No.05383 25.05.19 麦茶

近所の製粉工場からいい匂いが漂ってきた。
この季節になると麦茶を焙煎し始める。
それを工場で売り出す。
昭和初期に作ったレンガでできた焙煎窯で作るらしい。
近所の奥様方が買っていたので買ってみた。
懐かしい味。

No.05377 25.04.08 ヒハツ

ヒハツなんて香辛料ははじめて聞いた。
インド原産でアジア南部で広く栽培されているらしい。
それが毛細血管を回復すると聞いて買ってみた。
ピリッと辛くて、独特の香りがある。
この香りはどこかで嗅いだなと思い出してみると、昔使っていた塗香にこの香りが含まれていたように思う。
わずかな量を毎日摂取するといいというのでその通りにして数日過ぎた。
以前は朝起きてすぐには動けなかったが、ぱっと起きて朝ごはんが作れるようになった。
これはヒハツの効用か?
もしそうならすごい。

No.05376 25.04.02 ご飯を食べる

このところずっとご飯は一杯と決めている。
が、どうしてももっと食べたくなるときがある。
先日長野に行って、道の駅で「焼きネギなめ茸」なる瓶詰めを買った。
いわゆるご飯のお供。
ご飯にこれをのっけて食べるといくらでも食べられる。
が、一杯しか食べないと決めた。
うらめしや。

No.05374 25.03.23 島にがり

沖縄の海で取れたという島にがりを買った。
豆乳を買ってきてトロトロと温め、頃合いを見て島にがりを投入。
火を止めて撹拌すると、しばらくして豆腐の出来上がり。
すくって食べてニヤリ。

No.05348 25.01.15 紅茶にウィスキー

最近お酒はあまり飲まないけど、気分的にどうしても飲みたいときにはマグカップにウィスキーをチロッと入れて、暖かい紅茶で割る。
紅茶の香りをウィスキーの香りが増幅してくれる。
いや、逆かな。
それを飲むと酔った気になれる。
安上がりな体になったものだ。

No.05338 24.12.30 春菊

幼い頃、春菊が嫌いだった。
食べられないことはないけど、味が嫌いだった。
母が鍋を作ると春菊が入っていて、嫌だというのに食べさせられた。
そのおかげか、歳をとってから春菊が美味しく感じる。
無理やり食べさせられていなかったら、こんなに美味しく感じなかったかも。
子供に無理強いはするなというが、無理強いされて良かったのかも。
本当のことはわからないけどね。

No.05329 24.12.12 柿をひとつ食べる

四切れに分けた柿を食べた。
ひとつめ、口に含むと甘い。
思わず美味しいと思った。
二つめ、この甘い柿はどこになったのだろうと思う。
柿の木がたくさん植えてある柿の木畑のようなところがあるのだろうかと想像する。
三つめ、そういえば柿にもきっと個性があるのだろうと思う。
どこで育てられ、どんな肥料を与えられ、どんな収穫をされたのか、どんな木から採られた種でできたのかなど。
食べ物ひとつ一つの特殊性など、普段はまったく考えてないなと思った。
四つめ、特殊性はどんな食べ物にもあって、人間は、特に僕は、そんなこと何にも考えずに柿は柿、キャベツはキャベツ、豚肉は豚としか考えずに、マルッと「同じ物」という意識しかなかったなと反省をした。
今日の昼食後の柿食べながら。