森の中のせせらぎ。
朝の道場。
タクトに集中した演奏開始直前のオーケストラ。
お茶席。
普段の生活でもこういう場に触れていたい。
No.05433 25.09.20 名画座
友人から「追憶を見た」とメッセージが来た。
ロバート・レッドフォードの追悼のため。
それで思い出したのは大学生の頃に行った名画座のこと。
「追憶」も早稲田の名画座で見た。
古いフィルムで、コマが飛んでいた。
R.I.P.
No.05432 25.09.18 極楽寺
江ノ電に極楽寺駅がある。
鎌倉大仏を見た帰り、どんな寺なんだろう?と思い、ふらっと降りた。
スマホのマップに従って歩いて行くと、入り口が閉まっていた。
その扉に「あちらから入ってください」と書かれていて、それに従うと、今まで歩いてきたのは無駄だったと知る。
駅からあっという間じゃないか。
炎天下歩かされたのでマップをののしる。
それは小さなお寺だった。
にじりぐちを通るように屈んで入った。
人は全然いなかった。
桜並木が参道になっていた。
静かで寂れていて極楽だ。
No.05430 25.09.12 観音三十三応現身立像
鎌倉 長谷寺の観音ミュージアムに観音三十三応現身立像がある。
観音経などに観音の化身として三十二の応現身が出てくるそうで(一体は観音様そのもの)、それら三十三体の仏像が展示されている。
帰ってから観音経を読んでみた。
観音経は法華経の観世音菩薩普門品を独立させたお経で、楠木 雅俊氏の訳した法華経のその部分を再読した。
すると、読みながら華厳教入法界品を思い出す。
観音経は観世音菩薩が民衆を教え諭すのに、いろんな姿になって教化することが書かれている。
そのとき相手に合わせて三十二の姿に変身して教え導く。
一方で、華厳経入法界品では、主人公の善財童子が五十三人の様々な人々や菩薩などに教え導かれる。
観音経では第三者からみて観世音菩薩が教えを説くさま、華厳経入法界品では、「観世音菩薩が導く」とは書かれてないが、様々な人々から教えを受けることで修行が進むさまを読まされる。
仏道に帰依して修行する人は、きっと自身が教えることで、三方からの体験を満たすことになるのであろう。
「第三者からの視点」「教え導かれるものからの視点」、そして「教える者からの視点」。
三方を十分に味わうことで、衆生には見えない何かが見えてくるのだろう。
No.05429 25.09.11 チョコようかん
江ノ島駅のそばに玉屋カフェがある。
かつてようかん専門店だったが、今はカフェを併設した。
専門店だった頃は古い日本建築でできていた。
リノベして明るい雰囲気になったが、落ち着いた趣は今も残っていて、江ノ島に行くと必ず立ち寄る場所になった。
そこが新商品「チョコようかん」を発売した。
口に含むとチョコレートの味がする。
見事な再現力。
ところが噛むと、噛み心地がようかんである。
チョコレートであり、ようかんである。
不思議な感覚だ。
口の中で本物のチョコレートは温度で溶けるが、チョコようかんは噛まないと飲み込めない。
暑い夏にドロドロに溶けたりしないからいいかも。
No.05428 25.09.10 鎌倉高校前駅の踏切
江ノ電に乗った。
昔はガラガラだったように記憶している。
ところが最近は海外から来た人たちがたくさん乗っていて、どこの国の電車かと思うほど。
鎌倉高校前駅を通るとき、あの踏切は今もたくさんの人がいるのだろうかと思ってからだをよじって窓から見ていると、歩道からはあふれるほどの人。
車道にも人がいて、今もこんなに人が集まっているんだと驚いた。
アニメの影響はすごい。
No.05427 25.09.07 鳩居堂
熨斗と水引が必要となった。
神社の奉納に使うので知識がない。
銀座の鳩居堂に行って「これこれこういうものを奉納するのだが、どういう熨斗や水引を使うべきか」と質問した。
すると女性店員が色々と答えてくれる。
ああかこうかと相談に乗ってくれて、最終的に落ち着いた先は熨斗紙をかけること。
予備にもと思い、三枚買ったが、50円しない。
定員さん一人が10分弱かけて売り上げが50円では困るだろう。
「丁寧な対応ありがとうございました」とお礼を言って、巻紙二本を余計に買った。
No.05366 25.03.02 瀧川神社
静岡県三島市にある小さな神社。
瀬織津姫を祭神としている。
修験道の禊道場だったといわれる滝の前にあり、常に水音がしていて心地よい。
今年の例大祭に柚楽弥衣さんの歌唱とアムリタ朝子さんの舞が奉納された。
No.05343 25.01.09 スマートシティ化
全国各地でスマートシティ化が進められている。
予定通りの街ができたら素晴らしいだろう。
でも、時期尚早の区域もあるだろう。
テストマーケティングのようなことをしてから、じっくりと取り組むのがいいように思うけど、どうなんでしょう。
その価値が理解できたら、無理に進めなくても自然にできてくるように思うけど、それじゃダメなのかな?
政府はきっと、失敗例も知りたいんだろうな。
多くの成功例を作るために。
https://www.mlit.go.jp/toshi/tosiko/toshi_tosiko_tk_000051.html
No.05328 24.12.10 開高健ゆかりのバー
開高健ゆかりのバーに連れて行ってもらった。
ライターになってはじめての仕事が開高健がかつて編集長をしていた雑誌だった。
それをきっかけに何冊も著書を読んだ。
文章が洒脱で。言い回しがすごい。
1989年に亡くなったのに、いまだに親しかった人たちが命日に集まってくる。
僕がパイプを吸えるようになったのは開高健のエッセイのおかげ。

