No.05318 24.11.22 芝生になる

ヨーロッパに行った知人のサッカー選手からメールが来た。
「こんなメールをもらったんだけど、なんて返事をすればいいと思う?」
そのあとに引用マークのついた文が続いていた。
「お久しぶりです。ご活躍の様子、配信で見てます。
 ヨーロッパでプレイする者同士、意見を聞かせてください。
 〇〇さんに<雑草のように踏みつれられても生えてくる強さを持て>と言われました。
 確かにその通りだと思いますが、先日ピッチの整備を手伝うことになり、
 雑草を抜いているとき、その言葉を思い出し、
 これが俺かと思いました‥」
なんでそんな質問に僕が答えるんだろう?
と思ったところで 目が覚めました。
「変な夢」と思いながら水を飲み、ダイニングの椅子に座ると、返信の文面が浮かびました。
「確かにかつては日本人選手は雑草の様に強い心を持たなければヨーロッパではプレイできなかった。
 だけど、今は活躍する選手が増え、もう日本人プレイヤーは雑草ではないと思う。
 もう芝生の一部だ。
 大谷がワールドベースボールで<憧れるのをやめよう>と言ったように、
 君には芝生からの視点が大切なのかも」
僕はフットサルをしただけで全身筋肉痛になります。
そんな僕が「偉そうなこと言うな」とどこかで思いました。
そして、「なんでこんな夢を見たんだろう?」と思いました。

No.05309 24.11.02 カザン宣言

BRICSが発したカザン宣言を読んでいる。
日本のマスメディアのニュアンスだと西欧社会と敵対しているかのように聞こえるが、文書だけ読むとそんなことはない。
多少の批判は混ざっているが、それは状況を見れば当然だろう。
長文でまだ読みきれないが、平和を志向しているように読める。

No.05286 24.09.23 2010年

映画「2001年宇宙への旅」の続編「2010年」を見た。
いろんな感動があった。
前作「2001年宇宙への旅」でなぜHAL9000が狂ってしまうか明かされる。
もしそれが本当だとすると、地球上のAIもみんな狂うことだろう。
以前から「ヌースフィアってなに?」という動画をYouTubeにアップしてきたが、その中の考察でまだ発表してないが、このまま人間文化の中にAIが育っていくと、大きな問題を孕むだろうと思っていて、その理由とHAL90000の狂う理由がほぼ同じで驚いた。
1960年代にこのことを理解していたアーサー・C・クラークはやはりすごい人だ。

No.05280 24.09.08 緑が増えてる

このところニュースでは気候変動が問題になっていますけど、思わぬところにいいことも起きているようです。
オーストラリア、ニューサウスウェールズ大学気候変動研究センターの水循環研究者、ジェイソン・エバンズ氏によれば、世界中の乾燥地が緑化しているそうです。
二酸化炭素が増えたことで、植物が生育しやすくなり、南極で溶けた氷も大気中に含まれることで湿度が上がり、植物が育成しやすくなってきたようです。
地球はバランスをとるように頑張ってくれています。

二酸化炭素濃度の上昇で世界の乾燥地帯が緑化し始めている

No.05265 24.08.16 Living Earth

スマホに Living Earth というアプリをインストールしてある。
それを開くと、現在の地球の様子が見られるようになっている。
地球の写真が浮き上がり、指でくるりと回すと、現在の雲の様子が全世界見られる。
都市名や地名を登録しておくと、その場所の気温や天気も瞬時にわかる。
ふとダブリンのことを思い出すと、現在のダブリンの天気や温度がわかる。
地球全体が愛しくなるようなアプリだ。

No.05250 24.07.30 水のきらめき

「水のきらめき」というBlogを20年近く執筆している。
今のBlogには、2008年からの原稿しかないが、それ以前にもiBlogという、appleが提供していたBlog作成ソフトで更新していたが、wordpressの方が使い勝手が良く、iBlogは廃止になった。
かつてはGoogleで検索すると「水のきらめき」はずっとTopに表示されていた。
ところが、311以降、政府にとって都合の悪いことを書くようになったら、だんだん順位が落ちて、トリチウム水のことについて書いた頃からは表示されなくなった。
不愉快だ。
そんなことしているから日本の景気はダダ下がりだ。
と、文句を言っても仕方ない。
たとえ読まれなくても、書きたいことを書いていく。
しばらく体調が悪かったので書かなかったが、そろそろ復活させる。
日本政府を困らせたいのではない。
僕から見た本当のことを書きたいだけ。
「水のきらめき tsunabuchi」と検索すると、表示される。

No.05243 24.07.20 誰かのせいにするのをやめる

世間で起きることはすべて、誰かのせいだと思い込んでいる。
これはかつての人間の性質だ。
人間が言葉を使い続ける限り、そこから抜け出すのは難しい。
言葉は何かを他から隔絶するから。
「あの事件の犯人」というと、その人だけが悪い人のように思えてくる。
でも、前後関係をつぶさに見ていくと、その人が犯人にならざるを得なかった理由が見えてきて、その理由を作っている周囲の状況が見えてきて、その状況を作っているのは人間の思い込みだったりして、その犯人が犯人になってしまったのは、周囲の状況がそうだったからとしか言いようがなくなり、それでも「犯人が悪いよね」と結果づける。
そして、犯人が生まれてしまう状況はそのまま残される。
そしてまた、誰かが犯人になる。
こういう状況を現代は多くの人が理解するようになってきた。
でも、まだ簡単には解決できない。
考えるべきことが多すぎるから。
でも、認識したことはいつか解決される。

No.05242 24.07.16 霧雨

今朝はスマホの天気予報によると 100 % 雨だった。
そこで傘を持って出かけたが、雨は降っていなかった。
「スマホの天気予報ははずれだな」と思っていたら、霧雨が降ってきた。
とても細かい雨粒で、傘を差しても意味がないようなので、手に持ったまま歩いた。
霧雨に包まれて涼しくなった。