No.05276 24.09.03 生ラーメン

ラーメンが食べたくなった。
スーパーでインスタントラーメンを買おうかと思ったが、もっと美味しいラーメンが食べたいなと思い、はじめて生ラーメンを買ってみた。
麺は大きな鍋で茹でる。
別にスープを作る。
具と兼用のもやし、キャベツ、豚肉を煮る。
ラーメン用の器に醤油と少しの麺つゆ、そしてごま油をちょっと入れ、スープで割る。
そこに茹った麺を湯切りして入れる。
茹でたもやし、キャベツ、豚肉を載せて、残りのスープをかける。
出来上がり。
麺がやっぱりツルツルモチッとしてインスタントよりずっとうまい。
スープも自分好みで嬉しい。

No.05269 24.08.22 ピーマンの味噌汁

夏の朝は味噌汁がいい。
必要な塩分が摂れる。
煮干しで出汁を引き、具材を入れる段になって豆腐もきのこ類も大根もないことに気づいた。
アララ、と思う。
冷蔵庫の片隅にピーマンがあった。
「ピーマンかぁ」と思うが、他に良さそうなものがない。
ものは試しとピーマンで味噌汁を作る。
一緒にワカメも入れた。
ワカメだけだと寂しい。
出来上がった味噌汁は、思ったより美味しかった。
以前、万願寺とうがらしの味噌汁を作ったことがある。
それに似ている。

No.05268 24.08.20 31℃の外出

午前中、31℃のときに自転車で走った。
35℃で走るとトンデモナイが、31℃での自転車行は幼い頃の夏休みを思い出させてくれる。
日差しが肌をチリチリさせる。
日陰に入ると少し涼しい。
肌の表面をうっすらと汗が覆う。
こんな暑さの中、近所のプールにかよった。
売店でおでんを売ってた。
チェリオの味はそこで覚えた。
記憶の底に眠っていたことが浮上する。

No.05267 24.08.18 日本の朝ごはん

還暦を過ぎた頃から朝ごはんは和風がいいと感じる。
からだに合ってる。
まず第一にごはん。
それから味噌汁。
具はワカメと豆腐。
またはワカメと皮をむいた茄子。
大根やきのこ類もいい。
そして焼き魚。
魚はほぼなんでもよし。
そして漬物。
糠床から出して糠を洗い落として適当に切る。
キュウリが定番。
ニンジン、茄子、カブ、ミョウガなどが時々。
出した野菜を洗って新たに糠床に入れる。
思い出すと納豆。
納豆は卵、または大根おろしと一緒に。
贅沢するときはシラスも入れる。
納豆がないとき、わさび漬けとか、海苔の佃煮とか、ちりめん山椒なんかをチビッと。
梅干しふた粒。
幸せである。

No.05263 24.08.13 茹でたとうもろこし

苞葉に包まれたとうもろこしを買ってきて、むいてひげをとって茹でる。
鮮やかな黄色になったとうもろこしに塩を振って食べる。
お上品な人は一粒ずつ手で取っていく。
僕はそんなことはしない。
アッチッチとか言いながら、少し冷めるのを待って歯を立てて食べていく。
ガシガシガシと。
口のまわりに粒が付く。
テレビで茹でて食べる人が減ったと聞いた。
本当かいな?
こんな美味いもの。

No.05254 24.08.04 桑の葉茶

麦茶、ルイボスティー、松の葉茶、バジル茶、紅茶、緑茶、といろんなお茶を飲んできたけど、新たなお茶を試してみた。
おいしいのだろうか?
まずくはない。
おいしいとはまだ言えない。
悪くはない。
いつかおいしいと思えるかもしれない。

No.05235 24.07.04 炎天下の行列

今朝、一週間ぶりに自転車で近くの駅まで走った。
夏風邪をひいて一週間ほど寝込んでいた。
ひさしぶりに外に出た日、朝の九時から31度になっていた。
寝込んでいたからか、暑かったからか、理由はよくわからなかったけど、フラフラした。
こりゃたまらんと、近くのコーヒーショップに避難した。
大きなアイスコーヒーをストローで飲みながら、窓の外を見ると炎天下、人が何人も並んでいた。
スマホのアプリによれば外気温は32度。
パチンコの開店10時まであと五分。

No.05228 24.06.18 待ちなさい

今朝、目が覚める前に夢の中で「待ちなさい」と言われた。
そして続けて「赤ちゃんが生まれます、時を待ちなさい」と言われた。
ちょっとしてから目が覚めた。
なんだったんだろう、さっきのは?
赤ちゃんができるようなことをした覚えはない。
お茶を淹れようと思い、あくびをしながらコーヒーケトルでお湯を沸かす。
急須にお茶の葉を入れてお湯を注ぐ。
うちでは20年ほど、保温できる湯わかしポットを使ってきた。
ところが、平等院から帰ってお茶を飲もうと湯わかしポットから急須に注いで飲もうしたら味がわずかに違う気がした。
なんで味が違うんだ?と思い調べたら、湯わかしポットの内側にカルキがたくさん付着していた。
これが原因かと思い、以来コーヒーケトルで沸かしている。
そうすると、コーヒーケトルでお湯を湧かすほうがいいような気がしてきた。
平等院で飲んだお茶が美味しかったので、お湯の温度を気にするようになった。
湯わかしポットだといつも熱々だが、コーヒーケトルだと適当に調節できる。
でも、平等院での体験がなかったらそんなことをしようとは思わなかっただろう。
時を待つことで何かを受け入れる準備が整うのかな?

No.05225 24.06.09 ホットサンド

三年ほど前にホットサンドプレートを買って以来、月に何度かはホットサンドを作っている。
相方が具材を切ってサンドウィッチに成形する。
それをプレートに詰めて焼くのは僕の仕事。
説明書には中火で片面二分、両面で四分と書かれていたが、それだと火が強いと焦げてしまうし、具材に熱がまわらない。
火加減を調節して、試行錯誤の上、極弱火で片面四分、両面で八分に落ち着いた。
各面の最後の一分で匂いと音で判断し、微妙に火を調節してわずかな焦げ目をつける。
こうすると相方が研究の結果行き着いたてんこ盛りの具材にも熱がまわってよろしい。
アッチッチとなったハムやチーズやトマトやキュウリに挟まれたチーズがトロトロになる。

No.05211 24.05.16 藤花のお茶

平等院では園内を一周して、ミュージアム鳳翔館を拝観し、鳳凰堂の中にも入れていただいたので、歩き疲れた。
疲れ切ったとき目の前に茶房藤花があったので、迷わず休みに入った。
宇治玉露の冷茶を頼んだ。
口に含むとその味に驚いた。
アミノ酸の旨みがあまりにも濃厚でお茶のようには思えない。
「本当か?」と思った。
そこで東京に帰ってからそこそこいいお茶を、茶葉を多くして水出ししてみた。
普段よりアミノ酸の旨みを感じる。
お茶でこれだけ旨みを感じるとは知らなかった。