悩んで、どうしても答えが出ないとき、眠って考える。
瞑想して考えるのもいいが、本当に眠る。
眠る前に「この考えの答えが欲しい」と思って眠る。
必ずというわけではないが、何度もそれで思ってみなかった答えが出てきた。
No.05351 25.01.25 良い教師とは
子供時代を忘れていない教師は、それだけでいい教師であるという。
この文章を読んで、子供の頃の疑問を思い出した。
小学一年か二年のときにシャクトリムシを見た。
伸びたり縮んだりして歩いていた。
それを授業で詩に書いた。
練馬区の文集「練馬の子ら」の扉ページに掲載された。
「なんであんな詩が区の文集トップに採用されたのか?」と幼いながらに思った。
どんな詩だったのか、細かいところは覚えてない。
不思議に思っていたことを思い出してから、シャクトリムシを見たときのことを思い出す。
あんなふうに歩く虫をはじめて見たので興奮していた。
それをただ書いただけ。
幼い僕は詩とはどんなものか、理解していなかった。
「タカシくんがまんまるな目をしてシャクトリムシを見た」
そこだけを覚えている。
きっと審査をしてくださった先生が子どもらしい心を読み取ってくれたのだろうと、やっと思うことができた。
良い教師とは、半世紀以上経ってからでも教えてくれる。
No.05350 25.01.24 いろんな側面
社会の闇に光が当たるようになってきた。
闇にはいろんな側面がある。
いいことをしようとしても立場が違うと悪いことに思えたり、
ある人たちのことを思ってしたことが、社会全体では悪いことであったり、
ある個人を生かすために、別の集まりを犠牲にしたり、
いろんな想定外が生まれる。
ネットワークで繋がっているからある程度は仕方ないこと。
完全にそれらをなくすことはとても難しいだろう。
せめて問題が起きたとき、話し合う場が必要だ。
互いに相手の話を聞けるような余裕が必要だ。
でないと戦いばかりの世の中になる。
No.05340 25.01.06 2025年
20世紀からほぼ四半世紀が過ぎ、21世紀独特の価値観が胎動し始める。
一極集中やピラミッド型社会を脱し、多次元球体型社会を目指してモゾモゾしている。
そんなビジョンを感じています。
多くの人が多様な幸せを味わえるように。
さまざまな生命が発展するように。
No.05339 25.01.01 新年のご挨拶
区切りをつけるというのはいいなと思う。
新しい年であることを意識することで何もかもが一新される感覚。
科学的な考えではないけど、気持ち的にはいいこと。
人間はそれを何回も繰り返す。
繰り返すたびに何かを刷新する。
考えてみれば生命こそがそれの繰り返した。
単なる細胞だったものが、光を感じるようになり、餌を有利に探すようになり、いろんな感覚を発達させて人間になるまでに進化した。
そうやって進化した存在としてここにいるというのは奇跡であり、ありがたいことでもある。
相互進化してきたあらゆる存在に感謝。
No.05335 24.12.23 書いたあとでわかること
文章を書くと、普段は漫然と生きていることがわかる。
書くことで意識が何かにフォーカスされる。
するとフォーカスしたためにかつては理解できなかったことが理解できるようになる。
しかも、そのフォーカスは普段の生活にも影響するため、偶然の発見や出会いも多くなる。
この行程を何度か繰り返すと、思いもよらぬ結果に導かれることがある。
個人的には些細な工程かもしれないが、人類全体でそれをしているとなるとかなりの影響があるはず。
こうして人間の心は進化しているのではないか?
No.05331 24.12.18 不安に飲み込まれる
不安に飲み込まれると何もしなくなる。
楽でいい。
前に進むこともできなくなる。
無責任で呑気だ。
いい加減にしよう。
No.05330 24.12.13 祈り
酒を飲んでいて友人に不意に「自分にとって祈りとはどういう意味があるのか?」と問われた。
いろんな意味があるだろうけど、酒の席で答えられるような粋な答えは浮かばなかった。
二日ほどしてふと思いついたこと。
酒の席向きの答えではないが、ある答えが降りてきた。
「生きていなさい」
母の言葉だった。
なぜか母はことあるごとに「生きていなさい」とか「死んだらダメよ」とかよく言った。
僕は死ぬ気はないし、生きているのが当たり前と思っていたので、なんでそんなことを言われるのか理解できなかった。
酒席の問いで、あれは母の祈りだったんだなと理解できた。
No.05318 24.11.22 芝生になる
ヨーロッパに行った知人のサッカー選手からメールが来た。
「こんなメールをもらったんだけど、なんて返事をすればいいと思う?」
そのあとに引用マークのついた文が続いていた。
「お久しぶりです。ご活躍の様子、配信で見てます。
ヨーロッパでプレイする者同士、意見を聞かせてください。
〇〇さんに<雑草のように踏みつれられても生えてくる強さを持て>と言われました。
確かにその通りだと思いますが、先日ピッチの整備を手伝うことになり、
雑草を抜いているとき、その言葉を思い出し、
これが俺かと思いました‥」
なんでそんな質問に僕が答えるんだろう?
と思ったところで 目が覚めました。
「変な夢」と思いながら水を飲み、ダイニングの椅子に座ると、返信の文面が浮かびました。
「確かにかつては日本人選手は雑草の様に強い心を持たなければヨーロッパではプレイできなかった。
だけど、今は活躍する選手が増え、もう日本人プレイヤーは雑草ではないと思う。
もう芝生の一部だ。
大谷がワールドベースボールで<憧れるのをやめよう>と言ったように、
君には芝生からの視点が大切なのかも」
僕はフットサルをしただけで全身筋肉痛になります。
そんな僕が「偉そうなこと言うな」とどこかで思いました。
そして、「なんでこんな夢を見たんだろう?」と思いました。
No.05315 24.11.17 天命に従って書く
自分の書くべきことはもうすでに決まっているように感じる。
それに従って書くときとても爽快だ。
不思議なことも連鎖して起こる。