No.05214 24.05.22 メッセージ

「メッセージ」というSF映画を久しぶりに見た。
地球上に12箇所、謎の宇宙船が飛来し、ただ黙って宙に浮いている。
その様を見て、人類が何を始めるのかがこの映画の内容。
主人公の言語学者が、異星人の言語を解読していくにつれ、特殊な能力を開いていく。
ホロンとしての言語についてこのところ考えていたので、公開時には受け取れなかったメッセージがなんとなく降りてきた。
それは言霊がどんなものかという示唆。

No.05208 24.05.13 平等院

十円玉の表面にデザインされている宇治の平等院。
別名鳳凰堂。
建物の美しさに惹かれ、小学生の頃にプラモデルを作った。
阿弥陀如来のお顔が建物の正面から見えるように穴が開いていた。
50年以上の時を経て、訪ねてみた。
正面に立つとプラモデルと同じように、穴から尊顔を拝することができた。
堂宇に入れていただき、如来様の正面に立つ。
見上げると天井の装飾から黄金の光が降り注ぎ、極楽浄土に招かれたようだ。
母方の家系は阿弥陀様に帰依する宗派の僧侶だった。
母が幼かった頃、僧侶である父親から聞かされたという話を思い出す。
いい供養になったと思う。

No.05191 24.04.13 龍とはなにか?

龍について色々と調べている。
いろんな資料を読んでいるうちに、なぜ東洋と西洋では、龍の解釈が違うのかについての説を読んだ。
西洋では多くの場合、龍は邪悪な存在として登場するという。
一方、東洋で龍は王権の象徴だったり、善の存在として表現されることが多い。
それはなぜか?
龍は水の象徴ととらえられる。
つまり大きな水の流れが龍になったり、大きな水の流れを支配するものが龍になったりする。
西洋では水や自然環境を「支配すべきもの」ととらえ、東洋では「一体となるもの」ととらえるから、善悪が逆になるのだという。

No.05187 24.04.09 龍神祭・水分神事

久しぶりに秩父今宮神社の龍神祭と水分神事に行ってきた。
参拝客が以前より増えて勢いを感じる。
龍神様に奉納されたのは、供物・祝詞・山伏たちによる般若心経・嶋崎美心さんによる豊栄舞・柚楽弥衣さんの奉納歌唱、そして直会の際に安慶さんのハンドパンとディジュリドゥの奉納演奏。
午後には秩父神社から神官・伶人・作家老・神部たちが行列をなしてやってきて、武甲山から龍神池に降りてきた山の神(水神様・龍神様)を招き入れ、秩父神社に連れて行き、御田植祭をおこないます。
これで春が訪れ、一年の収穫ののち秩父夜祭で感謝の祈りを捧げます。
祭りとは現代的に考えればリセットです。
毎年同じことをただしていると、つい作業が疎かになってしまうのが人間です。
祭りをすることで、新たな感覚で真摯にことに向き合う。
古の人々が守り続けてきた大切な儀式です。

No.05184 24.04.06 なぜ宇佐神宮?

中学の歴史の授業で、弓削道鏡が皇位を狙い、和気清麻呂が宇佐神宮に神託をもらいに行くという事件がありました。
それを習ったとき、「なぜ宇佐神宮なの?」と疑問を持ちました。
高校の日本史にも出て来ましたけど、なぜ宇佐神宮でなければならなかったのかまったくわかりませんでした。
確か高三のとき、皇居の周りを散歩していたら、大きな和気清麻呂の銅像を見つけました。
皇位を守った英雄ですから、それを顕彰されたのだろうと思います。
でも、それでもなぜ宇佐神宮に行ったのかはわかりませんでした。
ライターになってから、ある雑誌の取材で安心院に行きました。
空港からはレンタカーで移動していたので、宇佐神宮に足を伸ばしました。
八幡大神や比売大神、神功皇后が祀られていることがわかりましたが、それでもなぜ和気清麻呂が神託をここからもらったのかはわかりませんでした。
きっと神位が高いからなんだろうなとしか理解できませんでした。
それからまた年が過ぎ、神仏習合について調べていたら、突然その理由が理解できました。
それを理解するためには、神仏習合がどのようになされていったのかを知り、しかも奈良の大仏造立の経緯を知ったうえで、八幡大神がどのように扱われたかを知る必要がありました。
四十年以上前からの謎がやっと解けました。

No.05178 24.03.25 声字実相義

30年ほど前、あるきっかけでヒーリング・ライティングを始めたが、ある高僧から助言をいただく機会を得て質問した。
その高僧は「声字実相義を読みなさい」と答えた。
一度読んだだけではよく意味がわからなかった。
二度三度と読んで、少し意味がわかった。
読むたびに意味が深くなる。
二、三年前にやっと理解したことが、すでにここに書かれていた。

No.05177 24.03.23 政木和三先生のこと

30年ほど前にいくつかの不思議な体験をした。
そのきっかけの一つが政木和三先生との出会いだ。
友人がある女性を紹介してくれた。
その女性は前世で政木先生の娘だったという。
当時の僕はそのようなことをすんなりとは信じられなかった。
そこで、そのことについて書かれている先生の著書『精神エネルギー』を読んだ。
その本には政木先生が江戸時代にいた陽明学者熊沢蕃山の生まれ変わりで、そのときに縁のあった何人かと現世でも出会えたと書かれていた。
それでも半信半疑だった。
ある日友人が大阪で先生の講演があるから聞きに行こうという。
その会場で不思議な体験をした。
講演会は大きな会場でおこなわれた。
1,000人くらいは入れたと思う。
そんな会場がほぼ満席だった。
僕たちは先生の講演を二階席から聞いていた。
しばらく講演して先生はこう言った。
「ではこれから、私の前々世で聞いた音楽を演奏してもらいます」
先生は舞台から出て行き、ピアニストと女性声楽家が入ってきて演奏を始めた。
その曲が終わるとき、舞台下の上手から、何か白いものが漂い出てきた。
目を凝らしてみると、白い大きな花のようだった。
形は幼稚園のお遊戯会などの装飾に使われた、薄い紙で作られた花のようだった。
ところが、それとは別物であることはすぐにわかった。
花びらの部分がイソギンチャクのようにゆらゆらと揺れていたのだ。
それが客席の通路を舞台の中央まで進むと、ふっと浮き上がり、舞台の上に乗り、舞台の床に溶けて消えた。
隣に座っていた友人に「今の何?」と聞いたら、「何が?」という。
彼はそれを見ていなかった。

No.05146 24.02.10 人でいっぱいの浅草寺

浅草寺に行ってきた。
いろんな言葉でいっぱいだった。
いろんな国の人たちでいっぱいだった。
いろんなところで記念撮影するので歩くのに苦労した。
和服を着た外国人、
ムスリムの服を着た人、
カップルで何語かわからない言葉を話している人々、
寺社でのお参りの作法を全然知らない人、
そんな人達がお参りしようとするので、
列がなかなか進まなかった。
でも、みんな幸せそうで楽しかった。
幸せになって、平和になろうね。

No.05138 24.01.23 江の島

江の島はかつて橋ができるまでは、干潮のときだけ歩いて行ける島だった。
そのような場所は寺院ができやすい。
例えば、フランスのモン・サン・ミッシェル。
バリ島にはタナロット寺院がある。
潮汐の力で行ける場所。
その不思議な力に人々は神を見たのだろう。

江ノ島縁起という古文書には欽明天皇13年(西暦552年)に江の島ができたという記述があるそうだ。
江の島ができるまではその辺りは五頭龍が悪さをして、山崩れや洪水を起こしていたという。
江の島ができると一緒に天女が降りてきた。
その美しさに五頭龍は求婚するが、天女はそれまでの五頭龍の悪行を知っていて断る。
五頭龍は心を入れ替えて、村人たちの助けになることをたくさんして天女と結ばれたそうだ。
おそらく江の島ができたことで、地盤が隆起し、そのあたりの土地が以前より安定したのだろう。
関東大震災のときにも、江ノ島の一部が隆起したことが知られている。

No.05135 24.01.18 龍の話

12年前の辰年には龍の話なんてほとんどしなかったように思う。
ところが、今年はあちこちで龍の話を聞く。
なぜかな?
伊勢神宮の式年遷宮も、前々回には気にする人はあまりいなかったのに、平成25年には知らない人はいないというような状態になった。
大切なものを思い出そうとしているようだ。