No.05580 26.09.13 危険なふたり

土居舞奈尚さんのお芝居を見てきた。
おばちゃんずというユニットを林英世さんと鴨鈴女さんが組んでいて、その公演の作・演出をなさっていた。
物語はある夫婦のもとに双子の姉妹がいて、60年前に離婚、姉は母の、妹は父のもとで育てられるが、以来家族は会わなくなり、妹の心臓発作がきっかけで姉妹が再会するというもの。
いろんな思惑が絡んでなかなか素直には会話ができない二人がおかしいのだが、血のつながりってそういうもんだよなと思わされることが多々あり、いい芝居だった。
沢田研二の「危険なふたり」が効果的に使われていた。

No.05576 26.09.06 おっぱっぴー

小島よしおがコマーシャルに出ているのを見て、今も「そんなの関係ねぇ」をやってるんだと知る。
調べると2007年からだというから、もうすぐ20年だ。
20年間、同じギャグをやりつづけるのは相当のことだと思う。
しかもそれで笑わせるのは。
All people happy.

No.05514 26.03.29 桜が咲くということ

桜が咲き出した。
毎年のようにそのことについて書いている。
これほど何度も繰り返し書いている素材はないだろう。
何度書いても飽きない。
何度も繰り返し書くということは、僕の内面に何か強い影響を与えているはずだ。
それは一体なんだろう?
答えは一つではないし、それらは複合的に絡まり合っている。
文学にも桜をテーマにした作品がたくさんある。
ということは、僕個人の話ではなく、多くの日本人にも影響を与えているだろう。
外人の中には花見している日本人が見たいという人がいるし、花見に参加して喜んでいる人もいるようだ。
もちろん「満開の桜を見てみたい」という人もいるだろう。
外人がこう思うのは、満開の桜は日本以外ではほとんど見られないからだ。
そんなことを考え合わせていくと、日本人が日本人でいるために、毎年咲く桜が影響しているのではないかと僕は思う。
死生観や色彩感覚、自然との関係、人との関係、言葉の感覚など、多岐にわたる影響があるのではないか?
だとすれば、僕たち日本人が桜に寄せる思いが深くて濃いのは当然のように思われる。
さあ、花見に行こう。

No.05505 26.03.03 桃の節句

「節句」というと「祝う」というイメージがありますけど、色々調べていくと、かつては「邪気を祓う」ための行事だったようです。
桃は長寿のための仙果であり、人形はひとがたとして「流し雛」として使っていました。
今日の行事をおこなうことで、女の子の長寿を願い、邪を祓う。
大和撫子が育ちますように。

No.05504 26.02.18 りくりゅうペアのフリー

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート・ペア競技。
前日のショートプログラムではミスがあり、五位だった。
ショートが終わったあと、木原龍一選手は泣き続けた。
何年もかけてやっとたどりついたオリンピックの舞台。
完璧にできるはずの演技をミスした。
夜も眠れず泣き続けたそうだが、それがかえって良かったのかもしれない。
フリーの直前、練習後に一時間だけ寝たそうだ。
そうしてリンクに立った二人が演技を始めると、見ていた僕は泣けてきた。
人生のエッジに立って滑っていた二人の姿に感動した。
結果は世界歴代最高得点を取り、ショートのミスを挽回して金メダル。
解説者の高橋成美の声が興奮していた。
あとで知るが、木原選手の最初のペアパートナーだったそうだ。

No.05462 25.11.15 龍の口竹灯籠

日蓮上人が龍ノ口の法難に遭った刑場跡に今は龍口寺が建っているが、そこに施餓鬼壇を設け、毎年竹灯籠を灯して供養や祈願をしている。
境内が竹灯籠で埋め尽くされ、夜の闇の中、美しく輝いていた。
小さな灯火が集まると、不思議な力を生み出す。

No.05454 25.11.04 センチュリークーペ

2025年ジャパンモビリティショーで発表されたトヨタのセンチュリークーペ。
クーペといえば、運転席と助手席があり、小さめの後部座席があったりなかったりしたものだが、トヨタは助手席と後部座席をなくしてしまった。
助手席を廃して主賓席をつくった。
かっこいい。
運転手が亭主となり、主客をクルーズ体験でもてなす。
しびれた。

No.05453 25.10.30 零元踏破

人が狂ったように一心不乱に何かをするのを見たことがあるだろうか?
例えば、応援団。
必死に大声を出している人のそばにいると心が震える。
全身全霊を傾けて同じ動きをするのを見るとゾワゾワする。
そんな感覚を零元踏破というライブで得た。
2005年からヒカシューに参加している清水一登氏が壊滅的な音をピアノから繰り出す。
それに合わせて柚楽弥衣さんがメロディーの原石を投げつけてくる。
それらに乗って岡佐和香さんが攻撃的な踊りを繰り広げる。
はじめのうちはいったい何を体験させられているのかわからないが、ある点を超えると不思議な快感に変わっていく。
常人には成し得ない、高度な組み合わせによる変成意識体験が得られる。
常識の範囲内で生きていたい人にはお勧めしない。