僕がジョン・ウィリアムズの音楽を意識し始めたのは「大地震』という映画の音楽からだった。
メロディーがいいのはもちろんだが、編曲にうなった。
金管楽器の使い方がうまかった。
次に驚いたのは『アイガー・サンクション』の音楽。
ジャズバンドの演奏にホルンがオブリガートをつけるのだが、それがホルン奏者にとってはなかなか難しそうな音域と音の飛び方でおこなわれる。
それがとってもかっこいいのだ。
このあとの活躍は僕が書かなくてもみなさんご存知だと思う。
『ジョーズ』
『スター・ウォーズ』
『未知との遭遇』
『スーパーマン』
『レイダース』(インディ・ジョーンズ・シリーズ)
『ET』
『ハリー・ポッター』など。
ジョン・ウィリアムス以前、映画音楽は何人ものヒットメイカーを生み出したが、それ以降は映画音楽といえばジョン・ウィリアムスという状態になった。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で再び聞けて嬉しい。